フレデリック・サーストン Frederick Thurston | |
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生誕 |
1901年9月21日 イングランド、オクストン |
死没 | 1953年12月12日(52歳没) |
学歴 | 王立音楽大学 |
ジャンル | クラシック |
職業 | クラリネット奏者 |
フレデリック・ジョン・サーストン(Frederick John Thurston, 1901年9月21日 – 1953年12月12日)は、イギリスのクラリネット奏者。
7歳から父の指導を受ける。奨学金を得て王立音楽大学に進み、チャールズ・ドレイパーに師事した。1920年代はロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団やロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団、BBC放送管弦楽団との共演を経て、新設されたBBC交響楽団の首席クラリネット奏者に就任した。1946年に退団後は室内楽演奏に専念する[1]。
アーノルド・バックスやハーバート・ハウエルズ、ジョン・アイアランドらのクラリネット・ソナタや、アーサー・ブリスのクラリネット五重奏曲、エリザベス・マコンキーやマルコム・アーノルドの《クラリネット協奏曲 第1番》、アラン・ロースソーンの《クラリネット協奏曲》、イアン・ハミルトンの《3つの夜想曲》といった当時の新作を初演した[1]。
1930年から没年まで王立音楽大学で教鞭を執り[1]、生涯最後の年に門人シーア・キングと結婚した[2]。その後1953年に肺癌のため死去した。