ブコヴェル-AD | |
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種類 | 電⼦戦システム |
原開発国 | ウクライナ |
運用史 | |
配備期間 | 2016 - 現在 |
配備先 |
ウクライナ モロッコ |
開発史 | |
開発者 | プロキシマス |
製造業者 | プロキシマス |
製造期間 | 2015 - 現在 |
ブコヴェル-AD(ウクライナ語: Буковель-AD)は、ウクライナの対無人航空機用電子戦システム。開発および製造は、プロキシマス。
ブコヴェル-ADの試作機は、2015年にドンバス戦争中のウクライナ東部で試験が行われ[1]、2016年からウクライナ軍への引き渡しが開始された[2][3]。
ブコヴェル-ADは、GPS、GLONASS、ガリレオ、北斗を使用して適性無人航空機を識別し、データ送信、制御信号、誘導信号を妨害するよう設計されており[3]、最大100kmの距離でロシア連邦軍のオルラン10無人偵察機を探知可能で、適性無人航空機の無線制圧有効距離は最大20km、機材は最大2分で展開可能となっている[3]。また、機材は三脚のほか、車載も可能である[4]。
ウクライナ軍のほか、2019年にモロッコ王立軍が採用している[5]。