ブレゲー 1001 タン(Breguet Br.1001 Taon)は、フランスのブレゲーが開発していた小型戦闘攻撃機。1957年初飛行。2機が試作されたが、量産には至らなかった。
NATO軍向けの軽量打撃戦闘機計画(Light Weight Strike Fighter,LWSF)として、1953年より開発が開始された。軽量単座の戦闘攻撃機である。主翼は中翼配置の後退翼であり、インテイクは胴体側面にある。ターボジェットエンジン1基を搭載し、ノズルは胴体末端にある。
試作機は3機が発注されたが、製造されたのは2機に留まる。初飛行は1957年7月26日に行なわれた。
NATOの選考にかけられたが、これにはフィアットG.91が採用されたため、量産には至らなかった。