プラーガ・R1 | |
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概要 | |
販売期間 | 2012年- |
ボディ | |
乗車定員 | 1-2名 |
エンジン位置 | ミッドシップ |
駆動方式 | 後輪駆動 |
パワートレイン | |
エンジン | ルノーF4R 832 1998cc直列4気筒DOHC |
最高出力 | 210ps/7250rpm |
最大トルク | 220Nm/4500rpm |
変速機 | 6速セミAT ヒューランドJFR |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2527mm |
全長 | 4144mm |
全幅 | 1800mm |
全高 | 965mm |
車両重量 | 592kg |
その他 | |
タイヤ |
フロント: 200/580R15 リア: 265/610R16 |
系譜 | |
先代 | プラーガ・R4S |
プラーガ・R1(Praga R1)はチェコの自動車メーカー、プラーガが製造するスポーツカーである。
プラーガ・R1の第1号機は2012年に製造された。2012年10月10日にはプラーガのテストドライバーであるダニー・ファン・ドンゲンによって初の走行が行われている。[1]その後、2013年3月に生産が開始された。[2]
2012年11月15日、スーパーカー・チャレンジの運営組織はプラーガ、ラディカルと共に新しいレーシングクラス、スーパーライツを立ち上げた。[3]スーパーライツはプラーガ・R1、ラディカル・SR8、ラディカル・SR3、その他のグループCN車両の4つのサブクラスで構成されていた。
スロバキアリンクにおいてスーパーライツクラス初のレースが行われた。プラーガはこのレースに10台のR1が参加すると発表していた。しかし、スペインから発送されるはずだったホイールが税関のストライキのためにレースに間に合わず、3台が出走しただけだった。[4]そのうちの1台をドライブするダニー・ファン・ドンゲンはフリープラクティスでは3位を記録し、予選ではPR1クラスにおいてポールポジションを獲得、全体では4位であった。[5]またステファン・ロジーナがドライブするプラーガがこのレースで勝利した。
2014年シーズンでは4人のドライバーがプラーガ・R1でスーパーカー・チャレンジに参加した。ゾルダー24時間レースにも出走し、初の24時間完走を成し遂げている。
2017年シーズンにおいては、VRモータースポーツがプラーガ・R1TをオランダGT&プロトタイプチャレンジのCNクラスで走らせた。このシーズンで彼らは複数回の表彰台を獲得し、ゾルダー戦では圧倒的な勝利を成し遂げている
昨年と同様にオランダGTに参戦し、CNクラスにおいて優秀な成績を残している。ドイツツーリングカー選手権がザントフォールト・サーキットで開催された際のサポートレースでは、R1より高出力のLMP3車両を相手に勝利を収めている。
プラーガ・R1TはVRモータースポーツによってダンロップ耐久選手権に参加した。最終戦ブランズ・ハッチの前でシリーズランキングは6位であった。最終戦の第1レースではヒューズとドアの問題により11位、第2レースでは2位を獲得した。これによりチームは2019年シーズンランキングにおいて総合4位、クラス1位を記録した。
プラーガ・R1RはR1をベースとした公道走行可能なモデルである。わずかに車体が小さくなったが、同じエンジン、トランスミッション、ブレーキ、クラッチ、シャシーを使用している。