プリメーラ・ディビシオン (アルゼンチン)2022

アルゼンチンの旗 リーガ・プロフェシオナル
シーズン 2022
優勝 ボカ・ジュニアーズ（35回目）
降格 アルドシビ（英語版）
パトロナート（英語版）
コパ・リベルタドーレス2023 ラシン・クラブ
ボカ・ジュニアーズ
リーベル・プレート
アルヘンティノス・ジュニアーズ
ウラカン
CAパトロナート（英語版）（コパ・アルヘンティーナ優勝チーム）
コパ・スダメリカーナ2023 ヒムナシア・ラ・プラタ
デフェンサ
CAティグレ
ニューウェルズ・オールドボーイズ
エストゥディアンテス
サン・ロレンソ
試合数 378
ゴール数 826 (1試合平均2.19)
得点王 アルゼンチンの旗 マテオ・レテギ（19得点）
最大差勝利ホーム試合
ラシン・クラブ 5–0 アルドシビ（英語版）
(2022年6月26日)
リーベル・プレート 5–0 エストゥディアンテス
(2022年10月5日)
最大差勝利アウェー試合
ウニオン 1–5 リーベル・プレート
(2022年6月19日)
コロン 0–4 アルヘンティノス・ジュニアーズ
(2022年9月26日)
ラヌース 0–4 アルヘンティノス・ジュニアーズ
(2022年10月6日)
最多得点試合
ボカ・ジュニアーズ 5–3 ティグレ
(2022年6月15日)
最多連勝記録
アトレティコ・トゥクマン
6試合
最多連続負け無し記録
ボカ・ジュニアーズ
13試合
最多連続勝ち無し記録
ベレス・サルスフィエルド
15試合
最多連敗記録
アルドシビ（英語版）
6試合
← 2021
2023 →

リーガ・プロフェシオナル2022 (Liga Profesional 2022)はアルゼンチンのプロサッカーリーグ1部、プリメーラ・ディビシオンの通算93シーズン目である。運営組織がリーガ・プロフェシオナル・デ・フトボル (LPF)になってから第2回目のシーズン。2022年6月5日から10月23日まで行われ、ボカ・ジュニアーズが35回目の優勝を決めた[1]。

概要

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2回戦総当たりのリーグ戦である。コパ・リベルタドーレスの出場権はプリメーラ・ディビシオン2022王者、コパ・デ・ラ・リーガ・プロフェシオナル2022王者、コパ・アルヘンティーナ2022王者がまず先に獲得する。残りのリベルタドーレスおよびコパ・スダメリカーナ出場権は、プリメーラ・ディビシオンとコパLPFの通算順位表によって決まる。直近3シーズン平均勝ち点順位表の下位2チームはプリメーラ・ナシオナルに自動降格する[2]。

昨季の昇降格

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成績 プリメーラ・ナシオナル2021からの昇格
優勝 CAティグレ
PO1位 CAバラカス・セントラル
プリメーラ・ディビシオン2021からの降格
なし

テレビ放映権 (アルゼンチン国内)

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出場クラブ

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2022年アルゼンチン・プリメーラ・ディビシオン出場チームのうち、大ブエノスアイレス都市圏(GBA)以外のチームの所在地
2022年アルゼンチン・プリメーラ・ディビシオン出場チームの大ブエノスアイレス都市圏内での所在地
チーム ホームタウン ホームスタジアム 収容人数
CAアルドシビ（英語版） マル・デル・プラタ ホセ・マリア・ミネージャ（英語版） 35,354
アルヘンティノス・ジュニアーズ ブエノスアイレス ディエゴ・アルマンド・マラドーナ 25,000
アルセナルFC サランディ（英語版） フリオ・ウンベルト・グロンドーナ（英語版） 16,300
アトレティコ・トゥクマン トゥクマン ホセ・フィエロ（英語版） 32,700
CAバンフィエルド バンフィエルド フロレンシオ・ソラ（英語版） 34,901
CAバラカス・セントラル（英語版） ブエノスアイレス クラウディオ・チキ・タピア（英語版） 4,400
ボカ・ジュニアーズ ブエノスアイレス アルベルト・J・アルマンド 54,000
セントラル・コルドバ（英語版） サンティアゴ・デル・エステロ ウニコ・マドレ・デ・シウダデス 30,000
アルフレド・テレッラ（英語版） 16,000
CAコロン サンタフェ エスタニスラオ・ロペス（英語版） 40,000
デフェンサ フロレンシオ・バレラ（英語版） ノルベルト・ティト・トマゲッロ（英語版） 12,000
エストゥディアンテス ラ・プラタ エスタディオ・ウノ（英語版） 30,000
ヒムナシア・ラ・プラタ ラ・プラタ フアン・カルロス・セリージョ（英語版） 24,544
ゴドイ・クルス メンドーサ フェリシアノ・ガンバルテ競技場（英語版） 14,000
マルビナス・アルヘンティナス 42,000
CAウラカン ブエノスアイレス トマス・A.・ドゥコ（英語版） 48,314
CAインデペンディエンテ アベジャネーダ リベルタドーレス・デ・アメリカ 52,853
CAラヌース ラヌース エスタディオ・ラ・フォルタレサ（英語版） 46,619
ニューウェルズ・オールドボーイズ ロサリオ マルセロ・ビエルサ（英語版） 38,095
CAパトロナート（英語版） パラナ プレスビュテロ・バルトロマイ・グレッラ（英語版） 22,000
CAプラテンセ フロリダ（英語版） シウダ・デ・ビセンテ・ロペス（英語版） 28,530
ラシン・クラブ アベジャネーダ エル・シリンドロ・デ・アベジャネーダ（英語版） 55,389
CAリーベル・プレート ブエノスアイレス マス・モヌメンタル 70,074
CAロサリオ・セントラル ロサリオ ヒガンテ・デ・アロシート（英語版） 41,654
サン・ロレンソ ブエノスアイレス ペドロ・ビデガイン競技場（英語版） 39,494
CAサルミエント（英語版） フニン（英語版） エバ・ペロン（英語版） 19,000
CAタジェレス コルドバ マリオ・アルベルト・ケンペス 57,000
CAティグレ ヴィクトリア（英語版） ホセ・デラジョバンナ（英語版） 26,282
CAウニオン サンタフェ 4月15日競技場（英語版） 22,852
CAベレス・サルスフィエルド ブエノスアイレス ホセ・アマルフィターニ 45,540

順位表

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順 チーム 試 勝 分 敗 得 失 差 点 出場権
1 ボカ・ジュニアーズ (C) 27 16 4 7 34 28 +6 52 コパ・リベルタドーレス
グループステージに出場
2 ラシン・クラブ 27 14 8 5 41 24 +17 50
3 リーベル・プレート 27 14 5 8 43 22 +21 47
4 ウラカン 27 12 11 4 35 21 +14 47
5 アトレティコ・トゥクマン 27 12 10 5 32 22 +10 46
6 サン・ロレンソ 27 10 13 4 33 23 +10 43
7 ディグレ 27 11 10 6 41 32 +9 43
8 アルヘンティノス 27 12 6 9 33 24 +9 42
9 ヒムナシア・ラ・プラタ 27 11 8 8 26 18 +8 41
10 パトロナート（英語版） 27 11 7 9 31 27 +4 40
11 ニューウェルズ 27 11 7 9 26 22 +4 40
12 ディフェンサ 27 10 10 7 29 27 +2 40
13 タジェレス 27 9 8 10 27 26 +1 35
14 インデペンディエンテ 27 9 8 10 31 31 0 35
15 ゴドイ・クルス 27 9 8 10 25 29 −4 35
16 セントラル・コルドバ（英語版） 27 10 4 13 34 37 −3 34
17 バラカス・セントラル（英語版） 27 8 10 9 31 37 −6 34
18 エストゥディアンテス 27 9 6 12 28 40 −12 33
19 プラテンセ 27 7 11 9 23 25 −2 32
20 ロサリオ・セントラル 27 7 11 9 24 28 −4 32
21 サルミエント（英語版） 27 8 8 11 27 32 −5 32
22 ウニオン 27 8 8 11 28 36 −8 32
23 アルセナル 27 6 12 9 28 29 −1 30
24 バンフィエルド 27 7 9 11 23 29 −6 30
25 コロン 27 7 8 12 24 36 −12 29
26 ベレス・サルスフィエルド 27 6 10 11 30 33 −3 28
27 ラヌース 27 5 6 16 22 40 −18 21
28 アルドシビ（英語版） 27 4 4 19 16 48 −32 16
出典: RSSSF：Argentina 2021/22
順位の決定基準: 1) 勝点; 2) プレーオフ（優勝者を決めるのに必要な場合のみ）; 3) 得失点差; 4) 総得点数; 5) 当該対戦の勝ち点; 6) 当該対戦の得失点差; 7) 当該対戦の総得点数
(C)...チャンピオン

平均勝ち点順位表

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レギュレーション

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一般的なリーグが1シーズンあたりの成績下位数クラブが降格するのに対し、アルゼンチンの1部リーグでは、「過去3シーズンの獲得勝ち点÷試合数」で1試合あたりの平均獲得勝ち点が下位のチームが降格する仕組みとなっている。なお、この際にコパ・デ・ラ・リーガ・プロフェシオナルの決勝トーナメントの試合は計算に含まれない[3]。

順位 クラブ 1試合あたりの
平均獲得勝ち点 		2019-20 2021 LFP
2022 		2022 総勝ち点 総試合数
1 リーベル・プレート 1.922 47 75 29 47 198 103
2 ボカ・ジュニアーズ 1.873 51 63 27 52 193 103
3 ラシン・クラブ 1.699 42 53 30 50 175 103
4 デフェンサ 1.582 39 59 25 40 163 103
5 アルヘンティノス 1.553 42 51 25 42 160 103
6 ティグレ 1.536 - - 20 43 63 41
7 ベレス・サルスフィエルド 1.504 39 70 18 28 155 103
8 エストゥディアンテス 1.475 30 61 28 33 152 103
9 タジェレス 1.446 37 66 11 35 149 103
10 サン・ロレンソ 1.407 39 48 15 43 145 103
11 インデペンディエンテ 1.368 32 58 16 35 141 103
12 ヒムナシア・ラ・プラタ 1.359 24 51 24 41 140 103
13 ニューウェルズ 1.359 38 39 23 40 140 103
14 ウラカン 1.339 22 51 18 47 138 103
15 バラカス（英語版） 1.292 - - 19 34 53 41
16 ロサリオ・セントラル 1.281 36 50 14 32 132 103
17 ウニオン 1.262 28 53 17 32 130 103
18 コロン 1.262 21 64 16 29 130 103
19 アトレティコ・トゥクマン 1.252 32 40 11 46 129 103
20 ラヌース 1.242 36 56 15 21 128 103
21 バンフィエルド 1.194 27 47 19 30 123 103
22 セントラル・コルドバ（英語版） 1.145 26 43 15 34 118 103
23 サルミエント（英語版） 1.126 - 36 21 32 89 79
24 アルセナル 1.116 35 33 17 30 115 103
25 ゴドイ・クルス 1.116 18 46 16 35 115 103
26 プラテンセ 1.101 - 45 10 32 87 79
27 パトロナート（英語版）(R) 1.067 23 37 10 40 110 103
28 アルドシビ（英語版）(R) 0.990 22 44 20 16 102 103
自動降格

2022シーズン総合順位表

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2022年のアルゼンチン・プリメーラ・ディビシオン優勝チーム、2022年コパ・デ・ラ・リーガ・プロフェシオナル優勝チーム、および2022年のコパ・アルヘンティーナ優勝チームは、2023年のコパ・リベルタドーレスの出場権を獲得した。残りのコパ・リベルタドーレスおよび2023年のコパ・スダメリカーナの出場権は、以下の2022年のアルゼンチン・プリメーラ・ディビシオンと2022年コパ・デ・ラ・リーガ・プロフェシオナルのグループリーグに基づく集計表によって決定される。まだ国際大会への出場権を得ていない集計表の上位3チームはコパ・リベルタドーレスの出場資格を得て、それに続く6チームはコパ・スダメリカーナの出場資格を得た。

年間成績表

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順 チーム 試 勝 分 敗 得 失 差 点 出場資格
1 ラシン・クラブ 41 22 14 5 66 34 +32 80 コパ・リベルタドーレス
グループステージの出場権獲得[注 1]
2 ボカ・ジュニアーズ 41 23 10 8 53 39 +14 79
3 リーベル・プレート 41 23 7 11 74 34 +40 76
4 アルヘンティノス 41 19 10 12 54 40 +14 67
5 ウラカン 41 17 14 10 52 40 +12 65 コパ・リベルタドーレス予選2回戦の出場権獲得
6 ヒムナシア・ラ・プラタ 41 18 11 12 50 38 +12 65 コパ・スダメリカーナ2023
グループステージの出場権獲得
7 デフェンサ 41 17 14 10 55 46 +9 65
8 ティグレ 41 16 15 10 58 44 +14 63
9 ニューウェルズ 41 18 9 14 43 37 +6 63
10 エストゥディアンテス 41 17 10 14 61 60 +1 61
11 サン・ロレンソ 41 13 19 9 48 40 +8 58
12 アトレティコ・トゥクマン 41 14 15 12 45 45 0 57
13 サルミエント（英語版） 41 14 11 16 44 56 −12 53
14 バラカス（英語版） 41 14 11 16 48 61 −13 53
15 インデペンディエンテ 41 12 15 14 48 49 −1 51
16 ゴドイ・クルス 41 12 15 14 46 53 −7 51
17 パトロナート（英語版） 41 14 8 19 41 52 −11 50 コパ・リベルタドーレス
グループステージの出場権獲得[注 1]
18 バンフィエルド 41 12 13 16 41 44 −3 49
19 セントラル・コルドバ（英語版） 41 13 10 18 51 60 −9 49
20 ウニオン 41 13 10 18 39 49 −10 49
21 アルセナル 41 9 20 12 48 48 0 47
22 ベレス・サルスフィエルド 41 10 16 15 43 45 −2 46
23 ロサリオ・セントラル 41 11 13 17 40 48 −8 46
24 タジェレス 41 12 10 19 37 47 −10 46
25 コロン 41 10 15 16 42 55 −13 45
26 プラテンセ 41 9 15 17 35 48 −13 42
27 ラヌース 41 8 12 21 39 58 −19 36
28 アルドシビ（英語版） 41 10 6 25 33 64 −31 36
出典: AFA
順位の決定基準: 1) ポイント; 2) 得失点差; 3) 総得点数; 5) 当該対戦の勝ち点; 6) 当該対戦の得失点差; 7) 当該対戦の総得点数
注釈:
  1. ^ a b ボカ・ジュニアーズは2022年アルゼンチン・プリメーラ・ディビシオンで優勝したため、コパ・リベルタドーレス・グループステージからの出場権を得た。2022年のコパ・デ・ラ・リーガ・プロフェシオナルもボカ・ジュニアーズが優勝したため、ラシン・クラブ（集計表上のベストチーム）がスーペルコパ・インテルナシオナル（英語版）の出場権を獲得した。パトロナートは、コパ・アルヘンティーナ2022で優勝したためコパ・リベルタドーレスのグループステージからの出場権を獲得した。

表彰

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  1. ^ レテギはその後イタリア代表を選択した。

関連項目

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脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ “Liga Profesional 2022: cuántos equipos tendrá, cómo será el formato, los descensos y cuándo empieza” (Spanish). TyC Sports (22 December 2021). 2023年6月6日閲覧。
  2. ^ Silvio Maverino (2022年2月8日). “GUÍA PARA ENTENDER EL REGLAMENTO DE LOS TORNEOS 2022”. エル・グラフィコ. 2022年5月11日閲覧。
  3. ^ “アルゼンチンリーグの昇格・降格システムは？コロナウイルスの影響で1部リーグ参加チーム数が飽和状態に”. All-Stars.jp (2022年10月30日). 2023年6月4日閲覧。

外部リンク

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アマチュア時代
プロ・アマ分裂時代
1ステージ制
メトロポリターノとナシオナル
1ステージ制
前後期制
1ステージ制