『プリーズ・エクスキューズ・ミー・フォー・ビーイング・アンチソーシャル』 | ||||
---|---|---|---|---|
ロディ・リッチ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 2019年 | |||
ジャンル | ヒップポップ、トラップ | |||
時間 | ||||
レーベル | Bird Vision[1]、アトランティック | |||
ロディ・リッチ アルバム 年表 | ||||
| ||||
『プリーズ・エクスキューズ・ミー・フォー・ビーイング・アンチソーシャル』収録のシングル | ||||
|
『プリーズ・エクスキューズ・ミー・フォー・ビーイング・アンチソーシャル』(英: Please Excuse Me for Being Antisocial)は、アメリカ合衆国のラッパー、ロディ・リッチのデビュー・スタジオ・アルバム。2020年12月6日にアトランティック・レコードとバード・ヴィジョンからリリースされた。 アルバムには、客演としてガンナ、リル・ダーク、ミーク・ミル、マスタード、タイ・ダラー・サイン、エイ・ブギー・ウィット・ダ・フーディが参加している[3]。本作は、アメリカのBillboard 200で4週連続1位を獲得し、ラッパーのデビュー・スタジオ・アルバムとしては2003年以来最長の首位を記録した。このアルバムから「Big Stepper」、「Start wit Me」、「Tip Toe」、「High Fashion」がシングルカットされた。「The Box」はシングルとしてリリースされる前に、アメリカのBillboard Hot 100で1位を獲得し、彼のキャリアで最高位の曲である[4]。本作は、2020年のBETアワードでアルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞した。Apple Musicでもアルバム・オブ・ザ・イヤーに選出され、2020年の世界的に最もストリーミング再生されたアルバムとなった[5]。
Revoltのインタビューで、本作のレコーディング・エンジニアであるクリス・デニスが、レコーディング・セッションの一部を語った。それによると、デニスは2019年3月、ある日のスタジオセッションでロディ・リッチと初めて会ったことを回想しており、「(リッチとは)それ以来ずっと仕事を続けていた」という。その時リッチは、ポスト・マローンと共にマローンの「Beerbongs & Bentleys」ツアーのヨーロッパ公演に参加後、アメリカへ帰国したばかりだった。レーベルはリッチのデビュー・アルバムの制作に着手したいと考えており、リッチ自身も興味を示していた。デニスによると、リッチらはアルバムの制作に約1年を費やし、その中でトラックリストを常に変更したり、新曲のレコーディング行った。
本作は、リリース初週に10.1万枚 (純粋なアルバム売上は0.3万枚) を売り上げ、本国アメリカのBillboard 200で初登場1位を獲得した[1]。これはロディ・リッチにとって初の全米1位を獲得した作品となった[1]。2週目は8.1万枚を売り上げ、3位に転落[6]。3週目は7.3万枚を売り上げ、3位をキープ[7]。4週目は7.4万枚を売り上げ、2位に浮上[8]。そして5週目にアルバム換算で前週比31%増の9.7万枚を売り上げ、再びチャート1位に返り咲いた[9]。8週目には9.5万枚を売り上げ、3度目のチャート1位に返り咲いた[10]。10週目には7.9万枚を売り上げ、4度目のチャート1位に返り咲いた[11]。 2020年11月5日、全米でアルバム換算の売上枚数が200万枚を超え、ダブル・プラチナに認定された。
本作からシングルカットされた5曲は、アメリカのBillboard Hot 100にチャートインし、「The Box」は11週間1位を記録した[12]。
# | タイトル | 作詞・作曲 | プロデューサー | 時間 |
---|---|---|---|---|
1. | 「Intro」 |
|
| |
2. | 「The Box」 |
|
| |
3. | 「Start wit Me」(featuring Gunna) |
|
| |
4. | 「Perfect Time」 |
|
| |
5. | 「Moonwalkin」(featuring Lil Durk) |
|
| |
6. | 「Big Stepper」 |
|
| |
7. | 「Gods Eyes」 |
| Sonic | |
8. | 「Peta」(featuring Meek Mill) |
|
| |
9. | 「Boom Boom Room」 |
|
| |
10. | 「Elyse's Skit」 | |||
11. | 「High Fashion」(featuring Mustard) |
|
| |
12. | 「Bacc Seat」(featuring Ty Dolla Sign) |
| Yung Lan | |
13. | 「Roll Dice」 |
|
| |
14. | 「Prayers to the Trap God」 |
|
| |
15. | 「Tip Toe」(featuring A Boogie wit da Hoodie) |
|
| |
16. | 「War Baby」 |
|
| |
合計時間: |
補足
国/地域 | アルバムチャート (2020年 - 2021年) | 最高位 |
---|---|---|
オーストラリア | ARIAチャート | 15 |
オーストリア | エードライ・オーストリア | 29 |
ベルギー | ウルトラトップ (Flanders) | 38 |
ベルギー | ウルトラトップ (Wallonia) | 79 |
カナダ | ビルボード | 2 |
オランダ | Album Top 100 | 3 |
フィンランド | スオメン・ヴィラリネン・リスタ | 13 |
フランス | SNEP | 39 |
アイルランド | OCC | 30 |
イタリア | FIMI | 47 |
ニュージーランド | RMNZ | 22 |
ノルウェー | ヴェーゲー・リスタ | 4 |
スウェーデン | スヴァリイェトプリストン | 10 |
スイス | シュヴァイツァー・ヒットパラーデ | 48 |
イギリス | OCC | 13 |
アメリカ | Billboard 200 | 1 |