プレノケラトプス属 Prenoceratops | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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インディアナポリス子供博物館所属のマウント
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地質時代 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
白亜紀後期 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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種 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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プレノケラトプス (Prenoceratops)はアメリカ・モンタナ州・ツーメディスン層上部)白亜紀後期、約7430万年前)から知られる角竜類恐竜の属の一つ。古代ギリシャ語で「傾斜のある角の顔」を意味する[1]。
プレノケラトプスは2004年にブレンダ・チネリー(Brenda J. Chinnery)によって初めて記載された。ボーンベッドで発見された唯一の基盤的新角竜類ということで変わっている。 プレノケラトプスには模式種プレノケラトプス・ピエガネンシス(P. pieganensis )が内包される。
プレノケラトプスはオウムに似た嘴によって特徴づけられる植物食恐竜、角竜類に分類される。レプトケラトプスに近縁で、それより数千万年ほど先行していた。レプトケラトプスよりも低く、より傾斜した頭部によって特徴づけられる。以下の系統樹は2015年のマコヴィッキー他によるトポロジーを参照したもの[2]。
角竜下目 |
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プレノケラトプスは、他のすべての角竜類と同様に植物食性だった。被子植物は地理的に限定されていた為、シダ、ソテツ、針葉樹などの当時の主要な植物を食べていた可能性がある。鋭い嘴で葉を切り取っていたと思われる。