プログレスMS-25

プログレス MS-25
ISSに最終アプローチ中のプログレス MS-25
名称Прогресс МC-25
Progress-86P (NASA)
任務種別ISS再補給
運用者ロスコスモス
COSPAR ID2023−184A
SATCAT №58460
ウェブサイトhttps://www.roscosmos.ru/
任務期間180日 2時間 23分
特性
宇宙機プログレスMS-25 No.455
宇宙機種別プログレスMS
製造者エネルギア
打ち上げ時重量7,000 kg (15,000 lb)
任務開始
打ち上げ日2023年12月1日 09:25 UTC
ロケットソユーズ2.1a
打上げ場所バイコヌール宇宙基地31番射点
打ち上げ請負者プログレス国家研究生産ロケット宇宙センター
任務終了
廃棄種別軌道離脱
減衰日2024年5月29日 11:48 UTC
軌道特性
参照座標地球周回軌道
体制低軌道
傾斜角51.65°
ISSのドッキング(捕捉)
ドッキング MRM2 天頂側
ドッキング(捕捉)日 2023年12月3日 11:18 UTC
分離日 2024年5月28日 08:39 UTC
ドッキング時間 176日 21時間 21分
プログレスISS再補給

プログレス MS-25ロシア語: Прогресс МC-25、ロシア製造番号455、NASAではプログレス86Pと呼称)は、国際宇宙ステーション(ISS)への再補給のためにロスコスモスが打ち上げたプログレス補給船。これはプログレス宇宙機の178回目の飛行となった。

来歴

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プログレスMSはプログレスMをもとに航法装置を強化した無人輸送機。この強化されたバリエーションは2015年12月21日に初めて打ち上げられた。このバージョンでは以下の強化が施されている:[1][2][3]

  • 人工衛星を展開可能な新しい外部コンパートメント。それぞれのコンパートメントは4個までの発射コンテナーを搭載することができる。プログレスMS-03で初めて搭載された。
  • ドッキングおよび密閉機構の電気モーターの予備システムの追加による強化された冗長性
  • 貨物コンパートメントへのパネル追加による微小隕石防護力の増強
  • ロシアのルーチ中継衛星とのリンク機能によって、地上局の視野外でもテレメトリーと制御が可能に
  • 地上局による軌道決定の必要なしに状況ベクトルおよび軌道パラメーターの決定を可能にするGNSS自律航法
  • 宇宙ステーションとの直接無線データ交換機能によるリアルタイムの相対ナヴィゲーション
  • ドッキング操作のための強化されたTV視野を可能にする新しいディジタル無線システム
  • 統合コマンドテレメトリーシステム(UCTS)によるウクライナ製のChezara Kvant-V無線システムおよびアンテナフィーダーシステムの置き換え
  • クルスAからクルスNAディジタルシステムへの置き換え

打ち上げ

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国際宇宙ステーションへのプログレス MS-25搭載したソユーズ2.1aは、2023年12月1日にバイコヌール宇宙基地31番射点から打ち上げられた。打ち上げのおよそ2日後に、プログレス MS-25はMRM2に自動的にドッキングし、ミッション継続を継続した。

貨物

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プログレス MS-24の2,528 kg (5,573 lb)の貨物の内訳は次の通り:

  • 非与圧貨物: 1,500 kg (3,300 lb)
  • 燃料: 515 kg (1,135 lb)
  • 酸素: 40 kg (88 lb)
  • 水: 420 kg (930 lb)

ドッキング解除

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プログレス MS-25は2024年5月28日 05:00 UTCにMRM2からドッキング解除した。

軌道離脱

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プログレス MS-25は2024年5月29日の軌道離脱した。

関連項目

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脚注

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  1. ^ Krebs, Gunter (1 December 2015). “Progress-MS 01-19”. Gunter's Space Page. 20 August 2023閲覧。
  2. ^ Zak, Anatoly. “Progress-MS cargo ship series”. RussianSpaceWeb. 20 August 2023閲覧。
  3. ^ Blau, Patrick (1 December 2015). “Progress MS Spacecraft”. Spaceflight101. 17 November 2020閲覧。