『ヘイロー・オヴ・ブラッド』 | ||||
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チルドレン・オブ・ボドム の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
2012年12月 - 2013年2月 フィンランド ホロラ Petrax Studios フィンランド ヘルシンキ Danger Johnny Studios フィンランド ヘルシンキ Beyond Abilities Studios(キーボード) | |||
ジャンル |
メロディックデスメタル パワーメタル | |||
時間 | ||||
レーベル |
ニュークリア・ブラスト アヴァロン・レーベル | |||
プロデュース |
チルドレン・オブ・ボドム、ミッコ・カルミラ ピーター・テクレン(ボーカル・プロダクション) | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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チルドレン・オブ・ボドム アルバム 年表 | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
「Halo of Blood」 - YouTube 「Scream For Silence」 - YouTube 「Transference」 - YouTube |
『ヘイロー・オヴ・ブラッド』(Halo of Blood)は、フィンランドのメロディックデスメタル・バンド、チルドレン・オブ・ボドムが2013年に発表した8作目のスタジオ・アルバム。日本で先行発売された[13]。
2012年、チルドレン・オブ・ボドムはデビュー以来籍を置いてきたスパインファーム・レコードを離れてニュークリア・ブラストと契約し、同社がバンドの作品の世界発売権(日本を除く)を得る形となった[14]。また、本作より日本発売元はアヴァロン・レーベルに変更された。バンドの中心人物アレキシ・ライホは、BEYOND THE WATCHによるインタビューにおいて「幾つかの曲は俺達が過去に作ってきた曲と全然違っていて、タイトル曲はバンド史上最速だし、俺達の曲の中で最も遅い"Dead Man's Hand on You"のような曲もある」と語っている[15]。
日本盤ボーナス・トラックのうち「クレイジー・ナイツ」は、LOUDNESSのアルバム『THUNDER IN THE EAST』(1985年)収録曲のカヴァー。また、「スリーピング・イン・マイ・カー」はロクセットが1994年にシングル・ヒットさせた曲のカヴァーで、アナイアレイターのジェフ・ウォーターズがギター・ソロを弾いている[16]。アレキシ・ライホによれば、アルバム本編でもウォーターズをゲストに起用するつもりだったが、スケジュールの都合で実現しなかったという[17]。なお、バンドは本作のためのレコーディング・セッションでバナナラマのカヴァー「クルーエル・サマー」も録音しており、ウォーターズはこの曲にも参加した[17]。
母国フィンランドのアルバム・チャートでは4週連続でトップ10入りするが、初登場2位にとどまり1位獲得は逃した[4]。ドイツのアルバム・チャートでは18位を記録し、自身4度目のトップ20入りを果たす[5]。
アメリカでは発売から1週間で8千4百枚を売り上げ[3]、Billboard 200で54位に達し、『ビルボード』のハード・ロック・アルバム・チャートでは7位、インディペンデント・アルバム・チャートでは13位、ロック・アルバム・チャートでは21位を記録した[9]。
Ray Van Horn Jr.はBlabbermouth.netのレビューで10点満点中8.5点を付け「純正なロックやパワーメタルに接近した、近年の路線変更を幾分保ちながらも、バンドは新しいアルバム『ヘイロー・オヴ・ブラッド』において、初期の持ち味であった、ガツガツとしたリフが高速で連射される演奏を復活させている」と評している[18]。
特記なき楽曲はアレキシ・ライホ作。
アディショナル・ミュージシャン