ヘンク・フロル

ヘンク・フロル
基本情報
ラテン文字 Henk GROL
オランダの旗 オランダ
出生地 オランダの旗 オランダフェーンダム
生年月日 (1985-04-14) 1985年4月14日(39歳)
身長 190cm
体重 100kg
選手情報
階級 男子100kg級
JudoInside.comの詳細情報
獲得メダル
オランダの旗 オランダ
柔道
オリンピック
2008 北京 100kg級
2012 ロンドン 100kg級
世界選手権
2009 ロッテルダム 100kg級
2010 東京 100kg級
2013 リオデジャネイロ 100kg級
ワールドマスターズ
2012 アルマトイ 100kg級
2013 チュメニ 100kg級
2019 青島 100kg超級
2021 ドーハ 100kg超級
グランドスラム
2011 パリ 100kg級
2018 大阪 100kg超級
2020 パリ 100kg超級
2018 エカテリンブルグ 100kg超級
2013 パリ 100kg級
2014 パリ 100kg級
2014 東京 100kg級
2018 アブダビ 100kg超級
世界ジュニア
2004 ブダペスト 90kg級
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ヘンク・フロル: Henk Grol1985年4月14日 - )は、オランダの柔道家[1][2]オランダフェーンダム出身。ヘンク・グロルとも表記される。

来歴

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柔道は5歳の時に始めた。当時はサッカーにも取り組んでいたが、12歳になると柔道に専念することにした[3]。2008年に出場した北京オリンピックでは銅メダルを獲得したが[1]、2009年に地元オランダで開催された世界選手権では決勝でカザフスタンマクシム・ラコフに一本負けして2位に終わった[2]。2010年に東京で開かれた世界選手権の決勝でも日本穴井隆将に指導2で敗れて2位にとどまった[2]。2011年の世界選手権では2回戦で敗れてメダルを獲得できなかった[2]。2012年1月のワールドマスターズでは決勝でラコフに敗れて2位に終わった[4]。7月のロンドンオリンピックでは前回の北京に続き銅メダルを獲得した[1]。 2013年の世界選手権では決勝でアゼルバイジャンのエルハン・ママドフに敗れてまたも2位に終わった[2]。2015年のヨーロッパ競技大会で優勝すると、2016年にはヨーロッパ選手権でも優勝している[2]。だが、リオデジャネイロオリンピックでは3回戦でフランスシリル・マレに敗れてメダルを獲得できなかった[2]。その後階級を100kg超級に上げると、2018年のグランドスラム・エカテリンブルグでは決勝で日本の太田彪雅に反則負けしたが2位となった[2]。2020年のグランドスラム・パリでは決勝で王者テディ・リネールの連勝記録を154で止めて勝ち上がってきた日本の影浦心を破って優勝を飾った[5]。2021年のヨーロッパ選手権では準々決勝で国内のライバルであるロイ・メイヤー小外掛で破るなどして2位となり、東京オリンピック代表に選出された。なお、メイヤーとの対戦で過剰な足払いを受けたことに激高して一本を先取後に、袖を離さないメイヤーを突き放すなど好ましくないアクションを示した[6]。7月に日本武道館で開催された東京オリンピックでは初戦でウズベキスタンのベクムロド・オルティボエフに開始早々の袖釣込腰で敗れた[7]混合団体では初戦のウズベキスタン戦でオルティボエフに再び開始早々の袖釣込腰で敗れた。その後の代表戦でまたもオルティボエフと対戦すると、今度は反則勝ちを収めてチームを勝利に導いた。しかし、チームはその後5位にとどまった[8]

IJF世界ランキングは3845ポイント獲得で7位となっている(21/4/19現在)[9]

主な戦績

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90kg級での戦績

100kg級での戦績

100kg超級での戦績

(出典[2]、JudoInside.com)

脚注

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  1. ^ a b c Henk Grol Biography and Olympic Results[リンク切れ]Archived 2020年4月17日, at the Wayback Machine.
  2. ^ a b c d e f g h i profile
  3. ^ Henk Grol (Ned)”. 2012年8月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年11月14日閲覧。
  4. ^ Judo World Masters Almaty - Day 2”. 2012年1月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年1月24日閲覧。
  5. ^ Grand Slam Paris 2020
  6. ^ Henk Grol knows what to do for an Olympic medal
  7. ^ Olympic Games Tokyo 2020
  8. ^ Olympic Games Tokyo Teams 2020
  9. ^ World ranking list”. 2016年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年4月24日閲覧。