『ヘヴィ・マシナリー』 | |||||
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ヨハンソン・ヨハンソン&ホールズワース の スタジオ・アルバム | |||||
リリース | |||||
録音 | ベクショー Starec Studios、マルメ Moon Path、カリフォルニア州 The Brewery、ニューヨーク 71st Street Recording[3] | ||||
ジャンル | フュージョン | ||||
時間 | |||||
レーベル |
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プロデュース | アンダース・ヨハンソン、イェンス・ヨハンソン | ||||
専門評論家によるレビュー | |||||
アンダース・ヨハンソン アルバム 年表 | |||||
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イェンス・ヨハンソン 年表 | |||||
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アラン・ホールズワース 年表 | |||||
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『ヘヴィ・マシナリー』(Heavy Machinery)は、アンダース・ヨハンソン、イェンス・ヨハンソン、アラン・ホールズワースが連名で1996年に発表したスタジオ・アルバム。1997年発売の日本盤CD (PCCY-01119)帯におけるアーティスト表記は「ヨハンソン・ヨハンソン&ホールズワース」だった。
イェンス・ヨハンソンによれば、ホールズワースが多忙だったこともあって、ギター・ソロのパートはベーシック・トラックの完成後に別録りされ、ホールズワースに対して演奏面でのガイドラインは要求しなかったという[4]。イェンスは本作の音楽性に関して「極めてモーダルな素材作りを目指していたから、バッキング・トラックはシンセベースとドラムスを同時に録音して、あまり多くのキーボード・パートをオーバー・ダビングせず、できるだけ自然な形に仕上げて、そこにアランの方向性を迎え入れたのさ」と説明している[4]。
ジョン・W・パターソンはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「イェンス・ヨハンソンのキーボードは、多様なスタイルと和音のボイシングにおいて傑出している。彼の演奏は、ホールズワース独特のリード・フレージングと殆ど見分けがつかなくなることさえある」「ホールズワースのファンには必携である。ロックやジャズ・ロック/フュージョンのファンも、同様に楽しめるだろう」と評している[2]。また、『CDジャーナル』のミニ・レビューでは「プログレッシヴな要素とフュージョン風の奔放な空間が双方のインプロの技を演出、技巧派の面目躍如」と評されている[1]。
全曲ともアンダース・ヨハンソンとイェンス・ヨハンソンの共作。下記トラック・リストは日本盤CDに準拠しており、スウェーデン盤では10曲目の「マクロウェイヴズ」の演奏時間が24分55秒(途中に約21分の無音状態を含む)という構成になっている。