ヘヴン17

ヘヴン17
Heaven 17
ヘヴン17(2014年)
基本情報
出身地 イングランドの旗 イングランド シェフィールド
ジャンル ニュー・ウェイヴシンセポップエレクトロニカ
活動期間 1980年 -
レーベル EMIヴァージンソニーBMG
共同作業者 ヒューマン・リーグB.E.F.
公式サイト heaven17.com
メンバー マーティン・ウェアー
グレン・グレゴリー
旧メンバー イアン・クレイグ・マーシュ

ヘヴン17[1]Heaven 17)は、1980年代初頭にイギリスで結成されたシンセポップバンド

ヒューマン・リーグを脱退したマーティン・ウェアーとイアン・クレイグ・マーシュが、並行して活動していたB.E.F.(British Electric Foundation)プロジェクトでボーカルを務めたグレン・グレゴリーを誘い結成した。名前の由来は、小説『時計じかけのオレンジ』の一節から取られている。「Temptation」(1983年)などのヒット曲を持つ。

1988年に解散しているが、1996年に活動を再開している。

活動主体はB.E.F.で、ヘヴン17はその中でグレゴリーというボーカリストを得て自分たちの音楽を表現する際に使う名称、という意味合いのことがウェアーなどから述べられたこともある。B.E.F.との活動境界は比較的曖昧で、上記のようにB.E.F.にグレゴリーが参加することもあり、その場合はB.E.F.のゲストという立場を取る。

特に初期のヘヴン17に於いて、B.E.F.はグループのプロデューサーとしての立場も担う。プロデューサー・チームとしてのB.E.F.はティナ・ターナーの復帰シングル「Let's Stay Together」(1983年)や、ソロ・デビュー当時のテレンス・トレント・ダービー、実質グリーン・ガートサイドのソロ・プロジェクトとなったスクリッティ・ポリッティ(及びグリーンのソロも含む)などをプロデュースしたことでも知られるほか、B.E.F.名義で多くのゲストシンガーを用いてカヴァー・アルバムをリリースしたことが3度(1982年、1991年、2013年)ある。

サウンドは、いわゆるシンセポップが主体だが、ギター、エレキベース、(打ち込みでない)ドラム、(シンセサイザーで代用しない)ブラス・セクションなども(特に活動後期になるに従って)用いることがあり、ロック的アプローチを取ることもある。

メンバー

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通常、ヘヴン17という名称は、以下の3人のユニットとしてとらえられる。

  • マーティン・ウェアー
  • イアン・クレイグ・マーシュ
  • グレン・グレゴリー

ディスコグラフィ

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スタジオ・アルバム

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  • 『ペントハウス・アンド・ペイヴメント』 - Penthouse and Pavement (1981年)
  • 『ザ・ラクシャリー・ギャップ』 - The Luxury Gap (1983年)
  • 『薔薇のダンディズム』 - How Men Are (1984年)
  • 『プレジャー・ワン』 - Pleasure One (1986年)
  • 『テディ・ベア、デューク、サイコ』 - Teddy Bear, Duke & Psycho (1988年)
  • 『ビガー・ザン・アメリカ』 - Bigger Than America (1996年)
  • Before After (2005年)
  • Naked as Advertised (2008年)

ライブ・アルバム

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  • How Live Is (1999年)
  • Live at Scala, London (2006年)
  • Live From Metropolis Studios (2013年)
  • Live at the Jazz Cafe, 2015 (2015年)

コンピレーション・アルバム

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  • Heaven 17 (1982年)
  • 『エンドレス - ノン・ストップ・メガミックス・ヒッツ!』 - Endless (1986年)
  • The Best of Heaven 17 (1992年)
  • 高揚〜ベスト・オブ・ヘヴン17』 - Higher and Higher – The Best of Heaven 17 (1993年)
  • 16 Classic Tracks (1996年)
  • Heaven 17 (2000年)
  • We Blame Love (2001年)
  • Heaven 17 (2005年)
  • Greatest Hits (2006年)
  • So80s Presents Heaven 17 (2011年)
  • Play To Win: The Very Best Of Heaven 17 (2012年)
  • Another Big Idea (1996-2015) (2020年)

脚注

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  1. ^ ヘブン17」の表記もある。

外部リンク

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