種類 | 国有企業 |
---|---|
本社所在地 |
ベトナム ハノイ |
設立 | 2004年 |
業種 | 移動体通信事業者 |
代表者 | レ・ダン・ズン(CEO) |
売上高 | 251兆VND (2019)[1] |
営業利益 | 39兆VND(2019)[1] |
従業員数 | 50,000人 |
所有者 | ベトナム国防省 |
外部リンク | http://viettel.com.vn/ |
ベトテル (Viettel, 正しい発音の「ヴィエッテル」と呼ぶこともある[2][3]) は、ベトナム最大の移動体通信事業者である。ベトナム国防省が所有し運営している国有企業であり、ベトナム語で正式名称は「Tập đoàn Công nghiệp Viễn thông Quân đội」(集團工業遠通軍隊)だが、直訳すると「軍隊通信産業グループ」となる。なお、Viettelの発音はベッテルまたはビッテルの方が近いが、本頁では日本の新聞やその他ニュースメディアで広く使われているベトテルの表記を採用する。
2018年時点でベトナム国内でのシェアはベトテルが50.6%、ベトナム郵電公社 (VNPT) 傘下のビナフォンが24.8%、モビフォンが20.6%、ベトナモバイルが3.6%、Gモバイルが0.4%となっている。
また、ラオス、カンボジア、東ティモール、カメルーン、ハイチ、モザンビーク、ブルンジ、ペルー、タンザニア、ミャンマーに進出して事業を展開している[4][5]。
なお、ベトナム政府はビナフォン(VNPT)とモビフォンについては2020年に一部民営化するが、ベトテルについては引き続き政府のコントロール下に置く方針である[6]。
5Gサービスのインフラ整備にあたってはファーウェイ製の通信機器を排除して、ノキアやエリクソンの製品を中心に採用すると報じられている[7]。