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ベトナム系アメリカ人(Vietnamese American、ベトナム語: người Mỹ gốc Việt)は、ベトナムからアメリカ合衆国に移住した人々、そして彼らの子孫である。中越戦争時にベトナムを脱出した中国系ベトナム人が大半をしめる。
ベトナム系アメリカ人の多くはベトナム戦争終結から中越戦争の混乱期に主にベトナム共和国(南ベトナム)から脱出してきた。フォード大統領は積極的に彼らを受け入れた。アメリカに到着した後は彼らは難民キャンプに入れられてアメリカで生活する為の教育を受けた。そしてその後にはフロリダ州やカリフォルニア州オレンジ郡のウェストミンスターやサンノゼ、東部に移住した人々はペンシルベニア州やマサチューセッツ州、ニューヨークなどに定住した。
在ベトナム華人人口は南北統一後の1975年145万人から1987年28.5万人にまで減少しているが、これは中越戦争前夜に多くの華人がボートピープルとしてベトナムを脱出し、111万1000人もの華人がベトナムからアメリカ・カナダなど第三国に定住した[1]ためである。こうした民族的には中国系であるが出身はベトナムである者がこうしたベトナムからの難民や移民の大部分を占める。
50代以上を中心にベトナムの現共産主義政権に対して敵意を持つ人が多い[2]。自由ベトナム臨時政府のように、ベトナム共産党政権に敵対する組織もある。1980年代、ベトナム系の漁師達がKKKから暴力を振るわれたり嫌がらせを受ける人種差別事件も発生した。
ベトナム語、英語