ベニー・アヤラ

ベニー・アヤラ
Benny Ayala

ニューヨーク・メッツ時代 (1974年)
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	プエルトリコ自治連邦区、ヤウコ
生年月日	(1951-02-07) 1951年2月7日（73歳）
身長 体重	6' 1" ＝約185.4 cm 185 lb ＝約83.9 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	左翼手
プロ入り	1974年
初出場	1974年8月27日
最終出場	1985年10月2日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
ニューヨーク・メッツ（1974,1976） セントルイス・カージナルス（1977） ボルチモア・オリオールズ（1979 - 1984） クリーブランド・インディアンス（1985）
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ベニー・アヤラ（Benigno Ayala Felix、1951年2月7日）は、プエルトリコ、ヤウコ生まれのメジャーリーグベースボールでプレーした元プロ野球選手。外野手兼一塁手また指名打者。

経歴

1974年8月27日にシェイ・スタジアムでニューヨーク・メッツの先発左翼手としてデビューを果たす。1死無走者で、ヒューストン・アストロズのトム・グリフィン（英語版）から初打席で本塁打を放ち、この回の3点奪取の狼煙を上げる得点となり試合も4-2でメッツは勝利した^[1]。背番号18を背負い主に両翼外野手でプレーし、1974年は23試合、1976年は22試合出場に留まった^[2][3]。

1974年シーズン後、1975年はメジャー昇格が無く、1976年は試合に出場したが、その後ダグ・クラレイ（英語版）とのトレードでセントルイス・カージナルスへ移籍した。

1979年シーズン前に、マイク・ディメル（英語版）とのトレードでボルチモア・オリオールズへ移籍した。移籍後は、プラトーン・システムでゲイリー・レニキー（英語版）やジョン・ローヴェンシュタイン（英語版）との起用がされた^[4]。オリオールズでは、2回のワールドシリーズに出場した。1979年は、パイレーツから3試合目の勝利を決定づける2ランホームランを放った。1983年はフィリーズ戦で代打として出場した。3試合目には同点となる安打を放ち、その後自身も勝ち越しとなるホームを踏んだ。

詳細情報

年度別打撃成績

年 度	球 団	試 合	打 席	打 数	得 点	安 打	二 塁 打	三 塁 打	本 塁 打	塁 打	打 点	盗 塁	盗 塁 死	犠 打	犠 飛	四 球	敬 遠	死 球	三 振	併 殺 打	打 率	出 塁 率	長 打 率	O P S
1974	NYM	23	78	68	9	16	1	0	2	23	8	0	0	0	2	7	0	1	17	3	.235	.308	.338	.646
1976		22	28	26	2	3	0	0	1	6	2	0	1	0	0	2	0	0	6	0	.115	.179	.231	.409
1977	STL	1	3	3	0	1	0	0	0	1	0	0	0	0	0	0	0	0	1	0	.333	.333	.333	.667
1979	BAL	42	94	86	15	22	5	0	6	45	13	0	0	0	2	6	1	0	9	2	.256	.298	.523	.821
1980		76	191	170	28	45	8	1	10	85	33	0	0	0	2	19	3	0	21	4	.265	.335	.500	.835
1981		44	100	86	12	24	2	0	3	35	13	0	1	1	1	11	0	1	9	2	.279	.364	.407	.771
1982		64	133	128	17	39	6	0	6	63	24	1	1	0	0	5	2	0	14	3	.305	.331	.492	.823
1983		47	115	104	12	23	7	0	4	42	13	0	0	0	2	9	0	0	18	2	.221	.278	.404	.682
1984		60	128	118	9	25	6	0	4	43	24	1	1	0	2	8	0	0	24	4	.212	.258	.364	.622
1985	CLE	46	81	76	10	19	7	0	2	32	15	0	0	0	1	4	1	0	17	2	.250	.284	.421	.705
MLB：10年		425	951	865	114	217	42	1	38	375	145	2	4	1	12	71	7	2	136	22	.251	.305	.434	.739

年度別守備成績

一塁守備

年 度	球 団	一塁（1B）
		試 合	刺 殺	補 殺	失 策	併 殺	守 備 率
1982	BAL	3	24	0	0	2	1.000
MLB		3	24	0	0	2	1.000

外野守備

年 度	球 団	左翼（LF）						右翼（RF）
		試 合	刺 殺	補 殺	失 策	併 殺	守 備 率	試 合	刺 殺	補 殺	失 策	併 殺	守 備 率
1974	NYM	18	32	1	3	0	.917	2	7	0	0	0	1.000
1976		3	3	1	1	0	.800	4	5	0	0	0	1.000
1977	STL	-						1	6	1	0	1	1.000
1979	BAL	23	38	0	1	0	.974	1	0	0	0	0	----
1980		17	16	1	0	0	1.000	2	3	1	0	1	1.000
1981		4	3	2	0	0	1.000	-
1982		24	34	0	1	0	.971	-
1983		19	38	0	1	0	.974	5	3	0	1	0	.750
1984		11	10	0	0	0	1.000	2	1	0	0	0	1.000
1985	CLE	20	20	1	2	0	.913	-
MLB		139	194	6	9	0	.957	17	25	2	1	2	.964

背番号

• 18 (1974年 - 1976年)
• 15 (1977年)
• 27 (1979年 - 1984年)
• 12 (1985年)

脚注

1. New York Mets 4, Houston Astros 2; Tuesday, August 27, 1974 (N) at Shea Stadium (box score) – Retrosheet.
2. Benny Ayala (uniform numbers worn) – Mets by the Numbers. Archived January 8, 2009, at the Wayback Machine.
3. Benny Ayala (statistics & history) – Baseball-Reference.com.
4. Steve Wulf (July 12, 1982). “The Orioles' three-player platoon in leftfield has been a – 07.12.82 – SI Vault”. Si.com. February 21, 2014時点のオリジナルよりアーカイブ。February 3, 2014閲覧。

関連項目

• 初打席初本塁打のメジャーリーグベースボールの選手一覧（英語版）
• プエルトリコ出身のメジャーリーグベースボール選手一覧

外部リンク

• 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)