ベレッタ 84FS | |
概要 | |
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種類 | 自動拳銃 |
製造国 | イタリア |
設計・製造 | ベレッタ |
性能 | |
口径 | .380 |
銃身長 | 97mm |
ライフリング | 6条右回り |
使用弾薬 | .380ACP弾 |
装弾数 | 13+1発 |
作動方式 | ストレートブローバック |
全長 | 172mm |
重量 | 660g |
銃口初速 | 300m/s |
ベレッタ 84(Beretta 84)は、イタリアのベレッタ社が開発した自動式拳銃。通称「チーター」シリーズ。ただし、チーターシリーズの元祖は.32ACP弾を使用するベレッタ81となる。
ダブルカラムマガジンの採用により.380ACP弾を13発装填可能で、警察用や護身用・競技用としても使用される。
現在はデザインを一部改良したベレッタ 84F、84Fのセーフティーにデコッキング機能を追加したベレッタ 84FSが主流となっている。この他にもシングルカラムモデルのベレッタ 85、.22LR弾を使用するベレッタ 87などが存在し、85は日本では麻薬取締官に採用されている。また、84FはかつてBDA380(欧州仕様は140DA)の名で販売された時期があった。これは当時、公的機関向け以外に北米での販路を持っていなかったベレッタ社が、知名度のあったFN社に委託して販路を確立した「迂回生産・販売」用の名称である。