ペニョン

ペニョン(スペイン語: Peñón)とは、スペイン語で「岩」を指す単語である。特に、スペイン帝国によって征服、拠点化された沿岸部の岩場や、そこに設置された砦を指して用いられる。

ペニョン・デ・アルヘル

ペニョン・デ・ベレス・デ・ラ・ゴメラ

ペニョン・デ・アルセマス

概要

ペニョンは通常、小島や陸繋島など、大部分を海に囲まれた岩山である。レコンキスタ後、スペインがマグレブ沿岸に築いた砦のいくつかは現在も存在しており、またスペインの主権領(プラサス・デ・ソベラニア)としてスペインが領有し続けている。

主なペニョン

• ペニョン・デ・アルセマス
• ペニョン・デ・ベレス・デ・ラ・ゴメラ
• ペニョン・デ・ヒブラルタル
• ペニョン・デ・イファク
• ペニョン・デ・アルヘル - 単にペニョン島ともいわれる^[1]。

脚注

1. International Dictionary of Historic Places: Middle East and Africa. Trudy Ring. p. 54.