ペリンコバク(Pelinkovac)はヨモギ属の植物(クロアチア語やセルビア語でpelen又はpelin)を用いた苦いリキュールである。 クロアチアやセルビア、モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、北マケドニア、ブルガリア、スロベニアで人気が有る。 度数は28~35度で、イエーガーマイスターに似ている。
Badel Pelinkovacは、ナポレオン3世時代(1852年~1870年)のフランス宮廷で飲まれた最初のクロアチア製の飲み物である[1]
2017年1月にBadel Pelinkovacのアメリカ合衆国への輸出が開始された。 輸出許可に2年も費やした。 既に30ヶ国に輸出している[2][3]。
他にもスロベニアやイストリア半島、イタリア北東部のトリエステやフリウリにも小規模な製造所が有る。