| この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "ペーパーマリオシリーズ" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2019年7月) |
ペーパーマリオシリーズは、インテリジェントシステムズが開発、任天堂より発売されているコンピュータゲームシリーズ。
ペーパーマリオシリーズは、文字通り紙のようにペラペラなマリオが、敵を倒し、時に仲間の力も借りながら謎を解いて冒険をするゲームシリーズ。ジャンルは、アクションRPGおよびアクションアドベンチャー。「ペーパーマリオ」というシリーズ名は、シリーズ第一作『マリオストーリー』の日本国外版タイトルである『Paper Mario』から来ている。
当初はスーパーファミコンで発売された『スーパーマリオRPG』の続編として企画・開発されていたロールプレイングゲームだった。後に独自色が強くなり、RPGでいう「経験値」の概念が無くなるなど、アクションアドベンチャーにゲームジャンルそのものがシフトしていき、タイトルからも「RPG」の文字が外れる。なお開発元は異なるが、マリオRPGとしての路線は同じく『スーパーマリオRPG』から分化した『マリオ&ルイージRPG』シリーズにも引き継がれている。
シリーズ一覧[編集]
数値は全て日本のもの。
上記の他、関連作品としてマリオ&ルイージRPGシリーズとのコラボレーション作品『マリオ&ルイージRPG ペーパーマリオMIX』が存在する[7]。
リメイク・移植[編集]
絵本やペーパークラフトのような世界観(実際に本の中の話という設定)に紙のようにペラペラなキャラクターたちが活躍する点が、シリーズの主な特徴[8][9][10][11]。仕掛けを作動させると、本の1ページをめくったように階段が移動したり、パラパラ漫画のように橋が完成したりと、独特の演出が多くみられる[12]。
作品ごとに大きくゲームシステムが変更されているのも特徴で、1作目の『マリオストーリー』2作目の『ペーパーマリオRPG』では多数の仲間と冒険するRPGの形式であったが、3作目の『スーパーペーパーマリオ』以降はアクションアドベンチャー形式となっている[13]。しかし、基本的に主人公のマリオを操作してフィールドを冒険し、敵を倒したり謎を解いたりしてゲームを進めていく点は変わらない。
また、ほかのマリオシリーズに比べると、小ネタややりこみ要素が多い[14]。このほか、舞台となる街の背景や一部の住民の言動などに、マリオシリーズらしからぬアンダーグラウンドな要素やブラックジョーク、現代社会の事情や若者言葉などが多く含まれており、独特の世界観を構築しているのも特徴的である[11]。
共通点[編集]
シリーズを通しての共通点も多い。
- ゲームのストーリーは全て本の中の話となっている。各作品のオープニングムービーを見ると語り手が「さて、今日は『◯◯(本の名前)』のお話をしましょう。」と語り始め、2作目以降からは画面に本が映っている。作品ごとの本の名前は、『スターストーンと魔法の地図』(ペーパーマリオRPG)[15]、『ふういんのヨゲン書』(スーパーペーパーマリオ)[16]となっている。いずれも作者、およびそれらの本を読んでいる人物は不明(なお、「ペーパーマリオ スーパーシール」にも本は登場するが、名前は登場しない)。
- 「デアール」「ミステール」「サンデール」「コブロン」「シンエモン」「クモクモーン」というキャラクターが『スーパーペーパーマリオ』までの全ての作品に登場している。なお、同じ姿・名前の別人とされていて、デアール、ミステール、サンデールについては作品ごとに若干の設定は違うものの、魔法が使える点と言動や姿は共通している(ただし、「サンデール」については2作目まで英語混じりな喋り方だったが、3作目では普通の口調となっている)。なお、デアール達は本シリーズの原型となった『スーパーマリオRPG』に登場した「スペール」という魔法使いの敵キャラクター達が元となっている。
- 仲間の一人称が全員違うものとなっている。
- シリーズ中の仲間の能力には同じ効果があるものが多い。
- ゲームデータ一覧の下には、集めるべきものが今何個なのかが一目で分かるように、そのためのくぼみの表示がある。
- 作品によってはアイテムを調理してほかのアイテムに変える「料理キャラ」が存在し、いずれも「シー」で終わる4文字の名前である。
- ゲーム中にしばしば「クイズ」(イベントではなく必ずクリアする必要があるもの)のイベントが登場するが、イベント内で表記される「開催された回数」は共有されており、1作目では「64回」(NINTENDO64と掛けている)、2作目では「65回」、3作目では「66回」となっている。
- 4~6作目では、扇風機が全て登場している。
こぼれ話[編集]
- 「クリスチーヌ」という仲間が登場したのは2作目だが、1作目のハテナ虫のクイズの1問目の選択肢の中に「クリスチーヌ」があった。さらに、2作目の仲間の一人の「ノコタロウ」もハテナ虫のクイズの19問目の選択肢の中に同じ「ノコタロウ」があった。
- 「スターストーン」という宝物は2作目に登場したが、1作目にも同名のアイテム(分類は「だいじなもの」であり、用途も全く違う)が存在していた。ちなみに、2作目ではシナリオに深く関わる最重要キーアイテムだったが、1作目では『クリスターしんでん』という神殿への道を開けるアイテムだった。
- ストーリーとさほど関係のないおつかいイベントでは、作中では事細かに明言されない「曰くつきのアイテム」がよく登場する。1作目は「カメのしんぴ」というメスガメの裸の写真が載っていた本・「れいのモノ」とよばれるVHS、2作目は「ブツ」と呼ばれるマフィア間での取引物、3作目は「れいのもの」とよばれるDVD。
- 1作目ではいわゆる「裏ボス」という存在は居なかったが、2作目には1体(ゾンババ)、3作目には2体(ザンババ、カゲ)と、数が増している。
- 2作目では、1作目の「パレッタ」がオープニングに、「レサレサ」がクリア後に登場する。なお、仲間にすることはできない(パレッタの場合は話すことすらできない)。レサレサは、初代より肌の色が少々薄くなっている。
- 3作目では、異次元の世界が舞台ということもあり、住民が特異な姿をしている(角張っている、関節が分離しているなど)。
- 3作目では、(少し見づらいが)マリオの家に1作目と2作目の仲間の写真が、「カメレゴン城」のある部屋にレサレサとセバスチャンのポスターがある。その部屋には2作目の仲間やよく見るとペーパーマリオRPGのソフトがたくさんある。またパソコンのある部屋ではファミコン・スーパーファミコン・64・ゲームキューブ・バーチャルボーイがある。次元ワザをつかうとWiiが確認できる。
- 4作目では、5-1に「クリスチーヌ」や「パレッタ」、「デビット」の名前つきメモが落ちている。
- 4作目では、「ムーチョdeムーチョ」というクイズが登場したが、その後も5作目も続投し、6作目では、「ヘイホーnoHey!ヘイホー」となった。
- 5作目では、ビッグペンキスターを取ったときのファンファーレが1作目のタイトルBGMのアレンジだったり、3作目の次元ワザに似たアクションがある。また、開発段階では家も旧作のものになっていたり、ジャンケン仮面のデザインがバケバケやランペルに似てるものになっていた。
- 6作目では、1作目の見覚えのある光景がいくつかある(1作目のラスボス手前の螺旋階段やピーチ城の内装など)。
- 6作目では、「プリンセスピーチ号」の中に1~6作目までの歴代ピーチ姫の写真が飾られている。なお6作目のピーチは最初から折り紙なのでエンディングとこの絵でしか見られない。
- 6作目では、「ドクロ島」があるが、5作目の「おたから島」と罠などが一緒である。霧を払うときに出てくる扇風機は4作目と5作目のモノとして登場した扇風機である。また、あるところの背景に5作目の中ボスのお肉も登場している。
- 6作目では、「知恵の試練」の簡単な方にすると、4作目の仲間のルーシーの名前が登場する。
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