ホウボウ属 | |||||||||||||||||||||
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ホウボウ属の一種 Cheliodonichthys sp.[注 1]
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Chelidonichthys Kaup, 1873 | |||||||||||||||||||||
タイプ種 | |||||||||||||||||||||
Trigla hirundo Linnaeus, 1758 | |||||||||||||||||||||
シノニム[1] | |||||||||||||||||||||
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ホウボウ属 (学名:Chelidonichthys) は、ホウボウ科の下位分類群の1つ。東大西洋、インド洋、西太平洋に分布する。
1873年にドイツの動物学者であるヨハン・ヤーコプ・カウプによって記載された。1896年、デイビッド・スター・ジョーダンとバートン・ウォーレン・エバーマンは Trigla hirundo を本属のタイプ種に指定した。T. hirundo は現在タブ・ガーナードのシノニムとなっている[1][2]。属名は「chelidon (ツバメ)」と「ichthys (魚)」を組み合わせたもので、翼のような胸鰭に由来し、タイプ種の種小名である「hirundo (ツバメ)」も同義である[3]。
背鰭基部の板状構造は棘条部のみにある。側線鱗数は60で、体と尾柄の鱗は小さく、頭部に鱗は無い。後頭部には深い溝がある[5]。最大種はタブ・ガーナードで全長75 cmに達し、最小種はツマリホウボウで、最大でも15 cm程度[4]。