ホソスゲ | ||||||||||||||||||||||||
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分類(APG III) | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Carex disperma Dewey | ||||||||||||||||||||||||
シノニム | ||||||||||||||||||||||||
Carex tenella | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
ホソスゲ | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
softleaf sedge |
ホソスゲ(細菅、学名:Carex disperma)は、カヤツリグサ科スゲ属の植物の一種。
北半球に広く分布する。日本では北海道の上川、宗谷、十勝、釧路、根室にのみに分布していた[1]。1954年の採集以来生育が確認できず絶滅したと考えられていたが、2016年6月に北海道厚岸町門静での生育が確認され、約60年ぶりの発見となった[2]。
高さ20-50 cm[1]、葉の幅は0.7-2 mm。染色体数2n=70。主に高原の湿地に生育する[3]。
2000年までの環境省レッドデータブックでは絶滅危惧IA類に指定されていたが、その後2007年・2012年のレッドリストともに絶滅と評価されていた[5]。 しかし、2016年に生育が確認されたため、2017年に公表された環境省レッドリストでは絶滅危惧IA類と再評価された[4]。