ホテル新羅 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 주식회사호텔신라 |
漢字: | 株式會社호텔新羅 |
発音: |
チュシックェサ ホテルシルラ (チュシクフェサ ホテルシルラ) |
日本語読み: | かぶしきがいしゃほてるしんら |
2000年式: MR式: 英語表記: |
Jusikhoesa Hotel Sinra Chusikhoesa Hot'el Silra Hotel Shilla Co., Ltd. |
株式会社ホテル新羅(Hotel Shilla Co., Ltd.、주식회사호텔신라)は、韓国のサムスングループの系列会社。
ホテル新羅(シーラ)はウェスティン朝鮮ホテルなどともに、韓国を代表する名門ホテルの一つである。1973年5月9日に創業。代表取締役社長は、サムスングループ2代目会長である李健熙の長女の李富真(前サムスンエバーランド社長、前サムスン物産商事部門顧問)[1]。ソウル特別市でソウル新羅ホテル、済州特別自治道で済州新羅ホテルと、国内では2箇所で新羅ホテルを運営している。2006年からは中国で蘇州新羅ホテルの委託運営を開始。2013年からは、高級ビジネスホテル「新羅ステイ」を展開している(子会社の新羅ステイ株式会社による運営)。また、免税店事業は市中や空港などで、国内に6店舗(インターネット免税店含む)、海外で5店舗展開[2]。
ホテル新羅は1979年3月8日、 朝鮮時代の南小営の跡地にソウル新羅ホテルを全面開業した[3]。ソウル特別市中区東湖路に位置し、地上23階、地下3階のホテル棟と迎賓館(朴正煕政権時代の国家迎賓館)、新羅免税店、駐車タワーなどから構成されている。館内にフレンチや日本食など飲食施設が7つ、宴会場が7つ、客室数は464室である。その他、フィットネスクラブ、室内外プール、スパ、サウナ、アーケードが用意されている。またオープン以降、1988年のソウルオリンピック、第109回IOCソウル総会(1999年6月)、南北高官高級会談(2000年8月)、2002年FIFA日韓ワールドカップなど大きな行事では公式ホテルに指定されている。また世界各国の政治家や企業家、金融家、経済人を初め芸能界やスポーツ選手のVIP御用達のホテルとなっている。
ソウル新羅ホテルは、日本のホテルオークラが運営するホテルグループ、「オークラ ホテルズ&リゾーツ」のメンバーである。
2013年1月10日から同年7月31日まで改装工事のため休業。同年8月1日に再オープンした。改装は世界的デザイナーのピーター・レメディオスが担当。インテリアは木や石など、自然にやさしい素材を使用し、自然光を最大限に活用した。ソウル新羅ホテルがガーナギャラリーと一緒に造成した1万2千坪の野外彫刻公園には、国内外で作品活動を広げている40人の現代作家の彫刻作品70点余りが展示されている。
ホテル内最高級朝鮮料理店「ラヨン」は韓国初のミシュラン2016~18年ソウル版で、3年連続して三ツ星を獲得した[4]。 2019年フォーブストラベルガイドのホテル部門で、ソウル新羅ホテルが韓国初で唯一の5つ星ホテルを獲得した。
ホテル新羅の第1号チェーンホテルとして1990年7月、済州道(現・済州特別自治道)西帰浦市にオープン(1998年増築棟開館 )。フランスのOGAWA&FERRE社がインテリアを担当、429室の客室と朝鮮料理を含む6つの飲食施設、8つの宴会場、 室内外プールやフィットネスクラブ、グランピング&キャンピングビレッジ、カジノ、スパなどが揃っている。 済州新羅ホテルのロビーとフロアーのあちこちには、サルバドール・ダリのスペースヴィーナスを含む約400余点以上の国内外の有名作家の作品が飾られている[5]。
ソウル新羅ホテルと同様に、オークラ ホテルズ&リゾーツのメンバーである。
新羅ステイ(Shilla Stay)はホテル新羅がプロデュースしたプレミアム・ビジネスホテル。ソウル市、京畿道、天安市、蔚山市、釜山市、済州市など、韓国全土に14店舗を展開している。米国や中国など、海外でのホテル展開も計画している[6]。
1986年7月2日、ソウル新羅ホテル敷地内にソウル店を開店。1989年8月、済州道(現済州特別自治道)に済州店を開店。2008年5月、仁川国際空港に仁川空港店を開店。このほかに、金浦国際空港、済州国際空港にも出店している[7]。2015年、現代産業開発と共同でソウル市内の新規免税店事業者に選ばれ、現代産業開発が開発した龍山駅のアイパークモール内に、ソウル市内では2店舗目となる新羅IPARK免税店がオープンした。
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