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シビックGX(CIVIC GX) は、本田技研工業がかつて製造・販売していたセダン型の天然ガス自動車である。6〜8代目までのシビックの天然ガス車にこの名称が付けられていた。なお、本項では名称変更後のシビックナチュラルガスについても解説する。
ホンダ・シビックGX(初代) | |
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![]() 北米仕様車 リア | |
概要 | |
製造国 | アメリカ合衆国 |
ボディ | |
乗車定員 | 4名 |
ボディタイプ | 4ドア セダン |
駆動方式 | FF |
パワートレイン | |
エンジン | D16A: 1.6L 直4SOHC |
変速機 | 4速AT |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,620mm |
全長 | 4,450mm |
全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,390mm |
車両重量 | 1,170kg |
ホンダ・シビックGX(2代目) | |
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![]() 日本仕様 後期型 2004年3月 - 2005年8月 | |
概要 | |
製造国 | アメリカ合衆国 |
ボディ | |
乗車定員 | 4名 |
ボディタイプ | 4ドア セダン |
駆動方式 | FF |
パワートレイン | |
エンジン | D17A: 1.7L 直4SOHC |
変速機 | CVT |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,620mm |
全長 | 4,470mm |
全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,440mm |
車両重量 | 1,180kg |
ホンダ・シビックGX(3代目) | |
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北米仕様車 | |
概要 | |
製造国 | アメリカ合衆国 |
ボディ | |
乗車定員 | 5名 |
駆動方式 | FF |
パワートレイン | |
変速機 | 5速AT |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2700mm |
全長 |
4470mm (2006-2008) 4503mm (2009-) |
全幅 | 1750mm |
全高 | 1420mm |
車両重量 | 2910lbs (約1320kg) |
3代目から海外専売モデルとなった。
ホンダ・シビックナチュラルガス | |
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北米仕様車 | |
ボディ | |
乗車定員 | 5名 |
ボディタイプ | 4ドア セダン |
駆動方式 | FF |
パワートレイン | |
エンジン | 1.8L 直4SOHC i-VTEC |
変速機 | 5速AT |
前 |
前: マクファーソンストラット式 後: マルチリンク式 |
後 |
前: マクファーソンストラット式 後: マルチリンク式 |
車両寸法 | |
ホイールベース | 105.1inch (約2,670mm) |
全長 | 177.3inch (約4503mm) |
全幅 | 69.0inch (約1,753mm) |
全高 | 56.5inch (約1,435mm) |
車両重量 | 2848lbs (約1292kg) |
シビックGXは2012年モデルから名称を変え、シビックナチュラルガスと名乗るようになった。
シビックGXは、名実共に2015年をもって生産終了している。このことについて2015年当時のホンダ副社長ジョン・メンデル氏は、「ホンダは長い間にわたってCNG車を宣伝し続けているが、顧客の需要は小規模に留まっている」と指摘し、「ガソリンとCNGとの価格差が縮まっているということは、消費者の需要がホンダの期待程発展しなかったことを意味する。そして、状況が変わる見込みはあまりない」とも述べている[4]。
家庭や事務所内での燃料の充填を可能にするため、ホンダは天然ガス充填装置メーカー「FuelMaker」と共同でPhill(フィル)を販売していた。フィルは世界初の家庭用天然ガス充填装置で、8時間あたり約160km分の天然ガスを充填できる。2005年にカリフォルニア州のディーラー17店舗で最初にリースが開始された[5]。