ホーク男爵 Baron Hawke | |
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創設時期 | 1776年5月20日 |
創設者 | ジョージ3世 |
貴族 | グレートブリテン貴族 |
初代 | 初代男爵エドワード・ホーク |
現所有者 | 12代男爵ウィリアム・ホーク |
相続人 | なし |
推定相続人 | なし |
付随称号 | なし |
モットー | 打ち倒せ(Strike) |
ホーク男爵(ホークだんしゃく、英語: Baron Hawke)は、グレートブリテン貴族の男爵位。
海軍軍人エドワード・ホーク海軍元帥が1776年に叙されたのに始まる。
海軍軍人エドワード・ホーク(1710–1781)は、オーストリア継承戦争や七年戦争でイギリス艦隊を率いてフランス海軍に勝利し、1766年から1771年にかけて海軍大臣を務め、1768年には海軍元帥に昇進した[1]。そして1776年5月20日の勅許状でグレートブリテン貴族爵位ヨーク州におけるタウトンのホーク男爵(Baron Hawke, of Towton in the County of York)に叙された[2][3]。
その長男の2代男爵マーティン・ブレイデン・ホーク(1744–1805)は、襲爵前にホイッグ党の庶民院議員を務めた[4][3]。
その長男の3代男爵エドワード・ホーク(1774–1824)は、1798年に勅許を得て妻の家名を加えた「ハーヴィー=ホーク(Harvey-Hawke)」に改姓した[5][3]。しかし5代男爵スタンホープ・ハーヴィー=ホーク(1804–1870)の死去で3代男爵の直系の男系男子は絶え、2代男爵の次男マーティン・ホーク(1777-1839)の息子エドワード・ヘンリー・ユリウス・ホーク(1815–1887)が6代男爵を継承したため、以降家名は「ホーク」に戻った[3]。
9代男爵ブレイドン・ウィルマー・ホーク(1901–1985)は、貴族院議員として1953年から1957年にかけて侍従たる議員(与党幹事)を務めた[3][6]。
2016年現在の当主は12代男爵ウィリアム・マーティン・セオドア・ホーク(1995-)である[3][7]。
エドワード・ホーク 初代ホーク男爵 (1710-1781) | |||||||||||||||||||||||||||
マーティン・ホーク 第2代ホーク男爵 (1744-1805) | |||||||||||||||||||||||||||
エドワード・ハーヴィー=ホーク (ハーヴィー=ホークに改姓) 第3代ホーク男爵 (1774-1824) | マーティン・ホーク (1777-1839) | ||||||||||||||||||||||||||
エドワード・ハーヴィー=ホーク 第4代ホーク男爵 (1799-1869) | スタンホープ・ハーヴィー=ホーク 第5代ホーク男爵 (1804-1870) | エドワード・ホーク 第6代ホーク男爵 (1815-1887) | |||||||||||||||||||||||||
カーネル・ホーク 第7代ホーク男爵 (1860-1938) | エドワード・ホーク 第8代ホーク男爵 (1873-1939) | ||||||||||||||||||||||||||
ブレイドン・ホーク 第9代ホーク男爵 (1901-1985) | ジュリアン・ホーク 第10代ホーク男爵 (1904-1992) | ||||||||||||||||||||||||||
エドワード・ホーク 第11代ホーク男爵 (1950-2009) | |||||||||||||||||||||||||||
ウィリアム・ホーク 第12代ホーク男爵 (1995-) | |||||||||||||||||||||||||||