『ボナ・ドラッグ』 モリッシー の コンピレーション・アルバム リリース
1990年 10月8日 録音
1988年 - 1990年 ジャンル
オルタナティヴ・ロック 、インディー・ロック 時間
49分47秒 レーベル
HMV サイアー・レコード /リプリーズ・レコード プロデュース
クライヴ・ランガー&アラン・ウィンスタンリー(on #1, #3, #7, #10, #11)[ 1] スティーヴン・ストリート (英語版 ) (on #2, #4, #5, #6, #8, #9, #12, #13, #14)[ 1] 専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
9位(イギリス[ 2] )
40位(ニュージーランド[ 3] )
59位(アメリカ[ 4] ) モリッシー アルバム 年表
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『ボナ・ドラッグ 』(Bona Drag)は、モリッシー が1990年 に発表したコンピレーション・アルバム 。ソロ・アルバムとしては通算2作目に当たる。
モリッシーはソロ・デビュー作『ビバ・ヘイト 』(1988年)制作後、ギタリストのヴィニ・ライリーを解雇し、その後一時的に、ザ・スミス 時代の盟友クレイグ・ギャノン、アンディ・ルーク 、マイク・ジョイス を迎え入れた[ 5] 。最終的には、ギャノンとジョイスはシングル 「ラスト・オブ・ザ・フェイマス・インターナショナル・プレイボーイ」(1989年2月発売)と「インテレスティング・ドラッグ」(1989年4月発売)のみの参加となるが、ルークはその後も、ソングライティングやレコーディングに貢献した[ 6] 。そして、本作は当初予定されていた「2作目のスタジオ・アルバム」ではなく、シングルA面/B面 曲を集めた作品として発売され[ 5] 、収録曲のうち「エヴリデイ・イズ・ライク・サンデー」と「スエードヘッド」は『ビバ・ヘイト』にも収録されていた[ 7] 。ただし、「ピカデリー・パラーレ」のみ新曲で[ 8] 、マッドネス のボーカリストであるサッグスがゲスト参加した[ 9] 。
一部の曲をプロデュースしたクライヴ・ランガーとアラン・ウィンスタンリーのコンビは、次作『キル・アンクル 』(1991年)も引き続き手がけた[ 5] 。
先行シングル「ピカデリー・パラーレ」は全英シングルチャート で18位に達し、ソロ転向後としては7作目の全英トップ20シングルとなった[ 10] 。続いて発売された本作は、全英アルバムチャート で9位を記録した[ 2] 。アメリカでは16週Billboard 200 入りし、最高59位を記録して[ 4] 、リリースから約10年後の2000年6月には、RIAA によりゴールドディスク の認定を受けた[ 11] 。
Stephen Thomas Erlewineはオールミュージック において5点満点中4.5点を付け「多くの曲がモリッシーを代表する名曲で、『ビバ・ヘイト』以上に首尾一貫した、そして楽しめるレコード」と評している[ 7] 。
特記なき楽曲はモリッシーとスティーヴン・ストリートの共作。
ピカデリー・パラーレ "Piccadilly Palare " (Morrissey, Kevin Armstrong) – 3:26
インテレスティング・ドラッグ "Interesting Drug " – 3:27
モンスターが生まれる11月 "November Spawned a Monster " (Morrissey, Clive Langer) – 5:25
ウィル・ネバー・マリー "Will Never Marry " – 2:22
12インチ・シングル「エヴリデイ・イズ・ライク・サンデー」(1988年6月リリース)のB面曲。
サッチ・ア・リトル・シング・メイクス・サッチ・ア・ビッグ・ディファレンス "Such a Little Thing Makes Such a Big Difference " – 2:51
ラスト・オブ・ザ・フェイマス・インターナショナル・プレイボーイ "The Last of the Famous International Playboys " – 3:37
ウィジャボード、ウィジャボード "Ouija Board, Ouija Board " – 4:25
ヘアドレッサー・オン・ファイアー "Hairdresser on Fire " – 3:50
12インチ・シングル「スエードヘッド」(1988年2月リリース)のB面曲。
エヴリデイ・イズ・ライク・サンデー "Everyday Is Like Sunday " – 3:33
アルバム『ビバ・ヘイト』(1988年)からの第2弾シングル。
ヒー・ノウズ・アイド・ラヴ・トー・シー・ヒム "He Knows I'd Love to See Him " (Morrissey, K. Armstrong) – 3:08
イエス、アイ・アム・ブラインド "Yes, I Am Blind " (Morrissey, Andy Rourke ) – 3:44
ラッキー・リスプ "Lucky Lisp " – 2:51
「ラスト・オブ・ザ・フェイマス・インターナショナル・プレイボーイ」のB面曲。
スエードヘッド "Suedehead " – 3:54
ディサポインテッド "Disappointed " – 3:05
いずれも未発表音源である[ 8] 。
"Happy Lovers at Last United " – 3:13
"Lifeguard on Duty " – 2:54
"Please Help the Cause Against Loneliness (Demo Version) " – 2:09
"Oh Phoney " (Morrissey, K. Armstrong) – 2:01
"The Bed Took Fire " – 2:39
"Let the Right One Slip In (Long Mix) " (Morrissey, Alain Whyte) – 3:14
モリッシー - ボーカル
サッグス - ボーカル(on #1)
カースティ・マッコール (英語版 ) - ボーカル(on #2)
マリー・マーガレット・オハラ (英語版 ) - ボーカル(on #3)
ケヴィン・アームストロング - ギター (on #1, #3, #7, #10, #11)
クレイグ・ギャノン - ギター(on #2, #5, #6, #12)
ニール・テイラー - ギター(on #2, #5, #6, #12)
ヴィニ・ライリー - ギター、ピアノ (on #4, #8, #9, #13, #14)
アンディ・ルーク - ベース (on #1, #2, #3, #5, #6, #10, #12)
スティーヴン・ストリート (英語版 ) - ベース(on #4, #8, #9, #13, #14)、キーボード (on #2, #5, #6, #12)
マシュー・セリグマン (英語版 ) - ベース(on #7, #11)
アンドリュー・パレシ - ドラムス (on #1, #3, #4, #7, #8, #9, #10, #11, #13, #14)
マイク・ジョイス - ドラムス(on #2, #5, #6, #12)
スタジオ・アルバム ライブ・アルバム コンピレーション・アルバム 関連項目