ボビー・フルトン | |
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プロフィール | |
リングネーム |
ボビー・フルトン ジミー・ハインズ |
本名 | ジェームズ・ハインズ[1] |
ニックネーム | ザ・ファンタスティック |
身長 | 178cm[1] |
体重 | 100kg(全盛時)[2] |
誕生日 | 1961年10月4日(63歳)[1] |
出身地 |
アメリカ合衆国 オハイオ州 ロス郡チリコシー[1][2] |
デビュー | 1977年[2] |
ボビー・フルトン(Bobby Fulton、本名:James Franklin Hines、1961年10月4日 - )は、アメリカ合衆国のプロレスラー[1]。オハイオ州チリコシー出身[1][2]。
トミー・ロジャースとのタッグチーム、ザ・ファンタスティックスでの活躍で知られる[3]。ジャッキー・フルトンことジョージ・ハインズは実弟[1]。
1977年6月に16歳でデビューした後、地元のオハイオをはじめ各地のインディー団体をジョブ・ボーイとして転戦。1979年2月にはペンシルベニア州アレンタウンにおけるWWWFのTVショーに出場して、フレッド・カリーのジョバーを務めた[4]。
1982年3月よりテネシー州メンフィスのCWAに参戦。ここでベビーフェイスの新鋭としてチャンスを与えられ、ジプシー・ジョー、トージョー・ヤマモト、アイアン・シーク、ロン・バスなどヒールのビッグネームと対戦[5]。テリー・テイラーをパートナーに、当時大人気だったファビュラス・ワンズにあやかったファンタスティック・ワンズ(The Fantastic Ones)なるタッグチームも結成していた[6]。
1983年11月からはカンザスシティのCSWに参戦。12月1日にロジャー・カービーを破り、NWAセントラル・ステーツTV王座を獲得した[7]。1984年3月からはテキサス州サンアントニオのサウスウエスト・チャンピオンシップ・レスリングに登場。同月13日、エイドリアン・ストリートからUSジュニアヘビー級王座を奪取している[8]。
1984年7月、ビル・ワットが主宰していたMSWAにおいて、トミー・ロジャースと新しいタッグチームを結成。チーム名は、フルトンがテイラーと組んでいたファンタスティック・ワンズを簡略化させ、ザ・ファンタスティックス(The Fantastics)と名付けられた[6]。
以降、ロックンロール・エクスプレスに次ぐアイドル系のタッグチームとして女性や子供のファンからの大きな支持を獲得し、WCCW、CWA、UWF、MACWなど、各団体でタッグ王座を奪取[6]。日本では全日本プロレスのマットで活躍した[6]。
実弟のジャッキー・フルトンとのコンビでも活動しており、1992年にはジム・コルネット主宰のスモーキー・マウンテン・レスリングにおいて、スタン・レーン&トム・プリチャードのヘブンリー・ボディーズとSMWタッグ王座を巡る抗争を展開した[9]。
ファンタスティックスを解散させた1996年以降は、地元のオハイオにて自身が主宰するインディー団体BTW(Big Time Wrestling)で活動[10]。2000年代に入ると試合への出場は減少するも、2004年3月にはIWAジャパンにロジャースとのファンタスティックスとして久々に来日した[10]。
以降もセミリタイアの状態ながらBTWへの出場を続け、2014年には団体名をWCPBTW(World Classic Professional Big Time Wrestling)に改称[11]。2017年から2019年にかけてはシェーン・ダグラスを相手にレジェンド王座を争った[10]。WCPBTWにはリッキー・スティムボート、ボブ・オートン・ジュニア、ホンキー・トンク・マンなど往年のレジェンド選手がゲスト出場しており、2019年3月16日にはロックンロール・エクスプレスのリッキー・モートンとのファンタスティック・エクスプレス(The Fantastic Express)も実現した[12]。