ボラージ・バデージョ Bolaji Badejo | |
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生誕 |
1953年8月23日 ナイジェリア ラゴス |
死没 |
1992年12月22日(39歳没) ナイジェリア ラゴス |
死因 | 鎌状赤血球症 |
職業 |
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代表作 | 『エイリアン』(1979年) |
身長 | 208 cm (6 ft 10 in) |
ボラージ・バデージョ(Bolaji Badejo, 1953年8月23日 - 1992年12月22日)は、ナイジェリアの視覚芸術家[1]、俳優である。リドリー・スコットの1979年の映画『エイリアン』でエイリアンを演じたことで知られる[2]。彼の身長は6フィート10インチ (208 cm)であり[2]、それがスコットがエイリアン役に起用する決め手となった。『エイリアン』は彼の唯一の出演クレジットである。
;ラゴスで生まれる[3]。彼はヨルバ人の家系であり[4]、ナイジェリアの声の総局長の息子である[2]。彼はまずナイジェリアで学び、その後はアメリカ合衆国に移り、最終的にロンドンでグラフィックデザインの専門となった[2]。
彼はソーホーのパブにいたところ、SFホラー映画『エイリアン』の主役の怪物を演じる候補者を探していた映画監督のリドリー・スコットのキャスティング・チームの目にとまった[5]。身長6フィート10インチ[2]の彼は、その長身と「非常に長い脚」を買われてその役に選ばれた[6][7]。撮影現場での彼は「物腰が温厚」で「引っ込み思案」であったと評され、特殊効果スーパーバイザーのニック・オールダーは、「注目の的になることは、(中略)彼にとって少々ショックだった」と述べている[8][9]。『エイリアン』は1979年に公開され、批評的にも商業的にも成功を収め[10][11][12]、『スクリーン・ラント』の回顧評には、「(彼は)ゼノモーフに効果的に命を吹き込んだ。(中略)バデージョは間違いなくこの生物をホラー界で最も有名な怪物の1つにすることに貢献した」と書かれた[13]。
『エイリアン』の成功により、『エイリアン』フランチャイズが誕生した。バデージョには続編への出演オファーがあったが[8]、彼は1980年にナイジェリアに帰国した。このため以降の続編では他のスーツパフォーマーの他に、人形やアニメーションが取り入れられた。『エイリアン』は彼の唯一の出演映画である[14][13]。
ナイジェリアに戻った後のバデージョは1983年に自身のアートギャラリーを経営し始めた[2][9]。彼は1992年に鎌状赤血球症のために39歳で亡くなった[14]。
年 | タイトル | 役名 | 備考 |
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1979 | エイリアン Alien |
エイリアン / ゼノモーフ | 長編映画[15] |