ボリス・アレクサンドロヴィチ・アラポフ | |
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生誕 | 1905年9月12日 |
出身地 | ロシア帝国、ペテルブルク |
死没 | 1992年1月21日(86歳没) |
学歴 | ペトログラード音楽院 |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | ピアニスト、作曲家 |
担当楽器 | ピアノ |
ボリス・アレクサンドロヴィチ・アラポフ(ロシア語: Бори́с Алекса́ндрович Ара́пов, 英語: Boris Alexandrovich Arapov, 1905年9月12日 - 1992年1月21日)は、ロシアの作曲家。
サンクトペテルブルク出身。ウクライナのポルタヴァで成長し、母よりピアノと音楽の手ほどきを受けた。ピアニストになることを夢見て1921年にペトログラードに行き、マリア・ユーディナに師事した。しかし手の病でピアニストをあきらめ、1923年よりペトログラード音楽院でウラディーミル・シチェルバチョフから作曲を学んだ。
その後、レニングラード音楽院の教職に就き、1940年には教授に就任した。1951年には管弦楽法の主任教授となり、1976年には作曲の主任教授となった。教え子にセルゲイ・スロニムスキーらがいる。
1976年にはソ連人民芸術家の称号を、1986年にはレーニン勲章を贈られた。
初期の作品は民謡を題材にとった社会主義リアリズムの路線に沿ったものだった。しかし1960年代から実験的な作風となり、複雑な和声やリズムを導入するようになった。やがて文学を題材に取るようになり、晩年には宗教的な主題を取り入れるようになった。