ボーバまたはボーバー(VDL Bova )は、オランダのバス車体メーカー(コーチビルダー)である。
1931年創業。1980年にDAFのシャーシに架装した車体「ボーバ・フートゥラ」は、独特のフロントスタイルが人気となり、以後ボーバの車体は、このスタイルが踏襲されている。
2003年にVDLグループ傘下に入り、社名がVDL Bovaと変更された。
日本での導入例は、MANと同様、バウルC.S.B商事(中央観光バスの関連会社)が代理店となって中央観光バスに導入されたスーパーハイデッカー2台(フートゥラ:FHM12/330)のみで、1986年に輸入された。中央観光バスでは「ジパング・ボーバー」という愛称をつけられ、1994年まで稼動した後に売却された。これ以後、日本におけるボーバのバスの輸入例はない。