ボールトンポール サイドストランド(Boulton Paul Sidestrand)はイギリス空軍で運用されていた複葉の双発中型爆撃機。製造はボールトンポール社で、1926年に初飛行した。
同時期に開発された他機と比較して速度が早く運動性に優れた機体であった。コックピットは開放式で、エンジンは下翼部に装備されている。1928年より部隊配備が開始されたが、第一次世界大戦後の軍縮期だったため生産数は少なく、総生産機数は20機。そのため、配備されたのは第101航空隊にのみであった。
1936年に、後継機で同社製のオーヴァーストランド爆撃機と交替し退役した。4機がオーヴァーストランドに改装されている。