ポート・フリップ | |
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基本情報 | |
種別 | ロングドリンク |
作成技法 | シェイク |
色 | 茶褐色 |
グラス | カクテル・グラス |
国際バーテンダー協会のレシピ | |
ベース | ポートワイン(赤) |
装飾材料 | ナツメグ |
材料 |
ポートワイン(赤) …… 45ml |
ブランデー …… 15ml | |
卵黄 …… 10ml |
ポート・フリップ (英語: Porto flip)はポートワインとブランデー、卵黄を使用したカクテルである。
ポート・フリップの発祥は定かではないが、19世紀にさかのぼると考えられている[1]。ポートはポルトガル産のポートワインを意味し、フリップは「泡」「泡だった」ことを表している[1]。
フリップはカクテルのスタイルの一種で、卵と甘味料を加えてシェイクしたカクテルの総称(カクテル#カクテルのスタイル参照)であるが、元々はラム酒、ビール、砂糖を混ぜて、熱した鉄棒を入れて加熱することで泡立たせていた[1]。
現行のレシピは、バーテンダーのジェリー・トーマスが1862年に上梓した『The Bartender's Guide:How to Mix Drinks; Bon Vivant’s Companion(バーテンダーガイド、カクテルの作り方、美食家の友)』が確認できる最も古い文献である[1][2][3]。
「コーヒー カクテル」という名称であるが、使用されている材料ではなく、その外観から名付けられている[4]。
国際バーテンダー協会のレシピを以下に記す[5]。