マイクル・コニイ Michael Greatrex Coney | |
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誕生 |
1932年9月28日 イギリスバーミンガム |
死没 | 2005年11月4日(73歳没) |
職業 | 小説家、SF作家 |
国籍 | カナダ |
ジャンル | SF |
代表作 | ハローサマー、グッドバイ |
主な受賞歴 | 英国SF協会賞 |
デビュー作 | Sixth Sence |
公式サイト | http://www.members.shaw.ca/mconey/ |
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マイクル・グレートレックス・コニイ(Michael Greatrex Coney, 1932年9月28日 - 2005年11月4日)は、イギリス、カナダの小説家、SF作家。コーニイとも表記。
イングランドのバーミンガムに生まれる。少年時代は、ハガード、ドイル、ウェルズ、サッパーを愛読。キング・エドワード・スクールを卒業し、公認会計士及び経営コンサルタントをしていたが、マイケル・ムアコックの勧めでSFを書き始め、1968年に短編Sixth Senseを「ヴィジョン・オヴ・トモロー」誌に発表して作家デビュー。1972年に処女長編Mirror Imageを発表する。その後イギリス南西部のデヴォンシャーで旅館経営、西インド諸島のアンティグアでホテルのマネージャを経て、1972年にカナダのブリティッシュコロンビア州に移住し、バンクーバー島に住み森林局に所属した。趣味はヨットを始めとしたアウトドア系であり、これらの知識が作品を豊かに彩っている。
1990年代になって『ハローサマー、グッドバイ』の続編I Remember Palahaxiを執筆したが出版はされず、2005年にこれを含む3長編と5短編を自身のWebサイトで発表。同年に同州シドニーで胸膜中皮腫により死去。
残した作品は長編21作と短編60数作。2007年にイギリスからI Remember Palahaxiが追悼出版された。
奇抜なアイデアよりも、感傷的なラブストーリーを中心に据えた叙情的な作風。物語としての完成度が高く、日本語訳された長編はサンリオSF文庫からの4冊だけだったが、熱烈な支持者が多く、2008年『ハローサマー、グッドバイ』が再訳された。2013年には続篇『パラークシの記憶』の邦訳も刊行された。
『ブロントメク!』が英国SF協会賞を受賞した他、短編Tea and Hamstersが1995年ネビュラ賞 中編小説部門候補、カナダのオーロラ賞候補に5回。