テキサス・レンジャーズ コーチ #41 | |
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セントルイス・カージナルスでのコーチ時代 (2018年9月11日) | |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | オハイオ州モンゴメリー郡デイトン |
生年月日 | 1961年8月27日(63歳) |
身長 体重 |
6' 2" =約188 cm 180 lb =約81.6 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 1982年 MLBドラフト5巡目 |
初出場 | 1986年6月3日 |
最終出場 | 2000年7月4日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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マイケル・オースリー・マダックス(Michael Ausley Maddux, 1961年8月27日 - )はアメリカ合衆国オハイオ州モンゴメリー郡デイトン出身の元プロ野球選手(投手)、野球指導者。右投左打。現在は、MLBのテキサス・レンジャーズの投手コーチを務める。
実弟は元プロ野球選手のグレッグ・マダックス。
1979年のMLBドラフト36巡目(全体838位)でシンシナティ・レッズから指名されたが、テキサス大学エルパソ校へ進学した。
1982年のMLBドラフト5巡目(全体119位)でフィラデルフィア・フィリーズから指名され、6月21日に契約した。契約後、傘下のA-級ベンド・フィリーズでプロデビュー。11試合(先発10試合)に登板して3勝6敗、防御率3.99、59奪三振を記録した。
1983年はA級スパルタンバーグ・スピナーズ、A+級ペニンシュラ・パイロッツ、AA級レディング・フィリーズでプレー。A+級ペニンシュラでは14試合に先発登板して8勝4敗、防御率3.62、78奪三振を記録した。
1984年はAA級レディングとAAA級ポートランド・ビーバーズでプレー。AAA級ポートランドでは8試合に先発登板して2勝4敗、防御率5.84、22奪三振を記録した。
1985年はAAA級ポートランドでプレーし、27試合(先発26試合)に登板して9勝12敗、防御率5.31、96奪三振を記録した。
1986年はAAA級ポートランドで開幕を迎え、6月にメジャーへ初昇格した。6月3日のロサンゼルス・ドジャース戦で先発起用されメジャーデビュー。初回から4失点を失い、2回にも1失点し、2回1死で降板した。この日は5安打5失点2四球と抑えられず、メジャー初黒星を喫した[1]。この年は16試合に先発登板して3勝7敗、防御率5.42、44奪三振を記録した。
1987年はAAA級メイン・ガイズで開幕を迎え、8月にメジャーへ昇格した。昇格後2試合は先発として登板していたが、3度目の登板となった9月5日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦からリリーフに転向した。この年は7試合(先発2試合)に登板して2勝0敗、防御率2.65、15奪三振を記録した。
1988年はリリーフとして開幕ロースター入りし、5試合に登板後、4月にAAA級メインへ降格した。6月に先発としてメジャーへ再昇格したが、8月下旬から再びリリーフに転向した。この年は25試合(先発11試合)に登板して4勝3敗、防御率3.76、59奪三振を記録した。
1989年はリリーフとして開幕を迎え4月29日のシンシナティ・レッズ戦から先発に転向した。同試合では9回を2安打無失点1四球4奪三振に抑え、メジャー初完封を記録した[2]。この年は16試合(先発4試合)に登板して1勝3敗1セーブ、防御率5.15、26奪三振を記録した。オフの11月20日に自由契約となった。
1989年12月21日にドジャースと契約を結んだ。
1990年は傘下のAAA級アルバカーキ・デュークスで開幕を迎え、5月にメジャーへ昇格した。昇格後はリリーフとして9試合に登板していたが、防御率4.15と結果を残していないまま、6月から先発に転向した。6月6日のアトランタ・ブレーブス戦では3回2失点で降板し、2度目の先発となった12日のヒューストン・アストロズ戦では5安打5失点で1死しか取れず降板し[3]、AAA級アルバカーキへ降格した。この年は11試合(先発2試合)に登板して0勝1敗、防御率6.53、11奪三振を記録した。レギュラーシーズン終了後の10月15日にFAとなった。
1991年3月30日にサンディエゴ・パドレスと契約を結んだ。開幕後はリリーフに定着し、自己最多でチームトップタイの64試合(先発1試合)に登板した。7勝2敗5セーブ、防御率2.46、57奪三振を記録した。
1992年は開幕から15日間の故障者リスト入りし、4月27日に復帰した。復帰後は前年と同様にリリーフに定着した。この年は50試合(先発1試合)に登板して2勝2敗5セーブ、防御率2.37、60奪三振を記録した。
1992年12月17日にロジャー・メイソン、マイク・フレイタスとのトレードで、ニューヨーク・メッツへ移籍した。
1993年はリリーフとして58試合に登板して3勝8敗5セーブ、防御率3.60、57奪三振を記録した。
1994年は27試合に登板して2勝1敗2セーブ、防御率5.11、32奪三振を記録した。レギュラーシーズン終了後の10月18日にFAとなった。
1995年4月10日にピッツバーグ・パイレーツと契約を結んだ。昇格後は8試合に登板したが、防御率9.00と結果を出せず、5月16日に自由契約となった。
1995年5月30日にボストン・レッドソックスと契約を結んだ。移籍後は36試合(先発4試合)に登板して4勝1敗1セーブ、防御率3.61、65奪三振を記録した。オフの11月6日にFAとなったが、12月15日にレッドソックスと再契約を結んだ。
1996年は開幕ロースター入りし、開幕後は13試合に登板していたが、5月6日に15日間の故障者リスト入りした。8月6日に復帰すると、先発に転向した。この年は23試合(先発7試合)に登板して3勝2敗、防御率4.48、32奪三振を記録した。オフの11月1日にFAとなったが、12月7日にレッドソックスと再契約した。
1997年3月26日に自由契約となった。
1997年4月11日にシアトル・マリナーズと契約を結んだ。昇格後はリリーフとして6試合に登板したが防御率10.13と結果を残せず、7月23日に自由契約となった。
1997年8月19日にサンディエゴ・パドレスと契約を結んだ。契約後は傘下のAAA級ラスベガス・スターズで先発として3試合に先発登板して0勝2敗、防御率5.62、13奪三振を記録した。レギュラーシーズン終了後の10月15日にFAとなった。
1998年3月30日にモントリオール・エクスポズと契約を結んだ。開幕ロースター入りし、リリーフとして1993年以来の50試合登板を記録した。この年は51試合に登板して3勝4敗1セーブ、防御率3.72、33奪三振を記録した。9月29日にFAとなった。
1999年2月2日にエクスポズと再契約した。開幕後は4試合に登板したが、4月15日に自由契約となった。
1999年4月24日に古巣・ドジャースと契約を結んだ。リリーフとして49試合に登板して1勝1敗、防御率3.29、41奪三振を記録した。レギュラーシーズン終了後の10月14日にFAとなった。
2000年2月1日にアストロズと契約を結んだ。開幕後はリリーフとして18試合に登板していたが、5月21日に15日間の故障者リスト入りした。6月23日に復帰後は3試合に登板したが、7月5日に自由契約となり、現役引退を発表した。
2000年のシーズン途中からアストロズ傘下のAA級ラウンドロック・エクスプレスの投手コーチに就任し、同年のテキサスリーグ優勝に貢献した。
2001年はカルロス・ヘルナンデスやティム・レディングの好投もあり、テキサスリーグ1位のチーム防御率を記録し、2年連続の優勝を経験した。
2002年もテキサスリーグ三連覇に貢献した。
2002年オフにミルウォーキー・ブルワーズの投手コーチに就任した[4]。
2003年はネッド・ヨスト監督の下でコーチ1年目を迎えたが、チーム防御率はナショナルリーグ平均(4.28)を大きく下回るワースト3位の5.02だった。先発陣もベン・シーツ、ウェイン・フランクリン、マット・キニーの三本柱こそ二桁勝利を挙げたが、4番手のグレンドン・ラッシュは1勝12敗、5番手のウェス・オーバーミューラーは2勝5敗と、先発投手の不足も露呈し、投手コーチとしては頭の痛いシーズンとなった。
2004年はシーツとダグ・デービスがナ・リーグ3位タイとなる24度のクオリティ・スタートを記録し、チーム防御率がリーグ平均の4.30を上回る4.24に向上した。
2005年はナ・リーグ5位となるチーム防御率3.97を記録した。
2006年は前年防御率1点台を記録したクローザーのデリック・ターンボウが不調でシーズン途中にマイナーへ異動するなど、リリーフ陣が崩壊し、チーム防御率はナ・リーグワースト2位の4.82に悪化した。
2007年は前年の開幕投手であるデービスが移籍したが、新加入のジェフ・スーパンの活躍もあり、二桁投手を4人輩出。ターンボウからクローザーの座を奪ったフランシスコ・コルデロが球団新記録の44セーブを挙げるなど、先発・リリーフ共に活躍し、チーム防御率はナ・リーグ9位の4.41まで回復した。
2008年は防御率1点台を記録したCC・サバシアの加入もあり、チーム防御率はナ・リーグ2位となる3.85に向上。チームは地区2位となり、ワイルドカード獲得に貢献したが、ヨスト監督の退任に伴い、同年限りでブルワーズを退団した。
2008年11月3日にテキサス・レンジャーズの投手コーチへの就任が発表された[5]。
2009年は前年アメリカンリーグ最下位のチーム防御率5.37を、ア・リーグ8位の4.38まで改善。
2010年はア・リーグ3位となるチーム防御率を3.93まで向上させ、地区優勝及びア・リーグ優勝に貢献した。
2011年はチーム防御率が昨年を上回る3.79を記録(ア・リーグ5位)。先発5本柱(C・J・ウィルソン、コルビー・ルイス、デレク・ホランド、マット・ハリソン、アレクシー・オガンド)全員が二桁勝利を挙げ、2年連続の地区優勝及びア・リーグ優勝に貢献した。
2012年はチーム防御率が3.99と前年を下回った。
2013年はチーム防御率を3.62まで向上させた。
2015年11月4日にワシントン・ナショナルズの投手コーチへの就任が発表され[6]、2017年まで務めた[7]。
2018年シーズンからはセントルイス・カージナルスの投手コーチを務める[8]、2022年まで務めた[9]。
2022年11月23日にレンジャーズの投手コーチへの就任が発表された[10]。
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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1986 | PHI | 16 | 16 | 0 | 0 | 0 | 3 | 7 | 0 | -- | .300 | 351 | 78.0 | 88 | 6 | 34 | 4 | 3 | 44 | 4 | 2 | 56 | 47 | 5.42 | 1.56 |
1987 | 7 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | -- | 1.000 | 72 | 17.0 | 17 | 0 | 5 | 0 | 0 | 15 | 1 | 0 | 5 | 5 | 2.65 | 1.29 | |
1988 | 25 | 11 | 0 | 0 | 0 | 4 | 3 | 0 | -- | .571 | 380 | 88.2 | 91 | 6 | 34 | 4 | 5 | 59 | 4 | 2 | 41 | 37 | 3.76 | 1.41 | |
1989 | 16 | 4 | 2 | 1 | 0 | 1 | 3 | 1 | -- | .250 | 191 | 43.2 | 52 | 3 | 14 | 3 | 2 | 26 | 3 | 1 | 29 | 25 | 5.15 | 1.51 | |
1990 | LAD | 11 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | -- | .000 | 88 | 20.2 | 24 | 3 | 4 | 0 | 1 | 11 | 2 | 0 | 15 | 15 | 6.53 | 1.35 |
1991 | SD | 64 | 1 | 0 | 0 | 0 | 7 | 2 | 5 | -- | .778 | 388 | 98.2 | 78 | 4 | 27 | 3 | 1 | 57 | 5 | 0 | 30 | 27 | 2.46 | 1.06 |
1992 | 50 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 5 | -- | .500 | 330 | 79.2 | 71 | 2 | 24 | 4 | 0 | 60 | 4 | 1 | 25 | 21 | 2.37 | 1.19 | |
1993 | NYM | 58 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 8 | 5 | -- | .273 | 320 | 75.0 | 67 | 3 | 27 | 7 | 4 | 57 | 4 | 1 | 34 | 30 | 3.60 | 1.25 |
1994 | 27 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 2 | -- | .667 | 186 | 44.0 | 45 | 7 | 13 | 4 | 0 | 32 | 2 | 0 | 25 | 25 | 5.11 | 1.32 | |
1995 | PIT | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | -- | 1.000 | 42 | 9.0 | 14 | 0 | 3 | 1 | 0 | 4 | 1 | 0 | 9 | 9 | 9.00 | 1.89 |
BOS | 36 | 4 | 0 | 0 | 0 | 4 | 1 | 1 | -- | .800 | 367 | 89.2 | 86 | 5 | 15 | 3 | 2 | 65 | 5 | 0 | 40 | 36 | 3.61 | 1.13 | |
'95計 | 44 | 4 | 0 | 0 | 0 | 5 | 1 | 1 | -- | .833 | 409 | 98.2 | 100 | 5 | 18 | 4 | 2 | 69 | 6 | 0 | 49 | 45 | 4.10 | 1.20 | |
1996 | 23 | 7 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | 0 | -- | .600 | 295 | 64.1 | 76 | 12 | 27 | 2 | 5 | 32 | 1 | 0 | 37 | 32 | 4.48 | 1.60 | |
1997 | SEA | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | -- | 1.000 | 59 | 10.2 | 20 | 1 | 8 | 2 | 1 | 7 | 1 | 0 | 12 | 12 | 10.13 | 2.63 |
1998 | MON | 51 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 4 | 1 | -- | .429 | 228 | 55.2 | 50 | 3 | 15 | 1 | 1 | 33 | 3 | 1 | 24 | 23 | 3.72 | 1.17 |
1999 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 26 | 5.0 | 9 | 1 | 3 | 0 | 1 | 4 | 0 | 0 | 5 | 5 | 9.00 | 2.40 | |
LAD | 49 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 10 | .500 | 234 | 54.2 | 54 | 5 | 19 | 2 | 4 | 41 | 1 | 0 | 21 | 20 | 3.29 | 1.34 | |
'99計 | 53 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 10 | .500 | 260 | 59.2 | 63 | 6 | 22 | 2 | 5 | 45 | 1 | 0 | 26 | 25 | 3.77 | 1.42 | |
2000 | HOU | 21 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 2 | .500 | 128 | 27.1 | 31 | 6 | 12 | 0 | 2 | 17 | 0 | 0 | 20 | 19 | 6.26 | 1.57 |
MLB:15年 | 472 | 48 | 2 | 1 | 0 | 39 | 37 | 20 | *12 | .513 | 3685 | 861.2 | 873 | 67 | 284 | 40 | 32 | 564 | 41 | 8 | 428 | 388 | 4.05 | 1.34 |
年 度 |
球 団 |
投手(P) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
1986 | PHI | 16 | 5 | 10 | 2 | 0 | .882 |
1987 | 7 | 1 | 1 | 1 | 0 | .667 | |
1988 | 25 | 8 | 18 | 4 | 1 | .867 | |
1989 | 16 | 7 | 12 | 0 | 1 | 1.000 | |
1990 | LAD | 11 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1.000 |
1991 | SD | 64 | 9 | 18 | 1 | 1 | .964 |
1992 | 50 | 9 | 18 | 1 | 1 | .964 | |
1993 | NYM | 58 | 6 | 16 | 1 | 1 | .957 |
1994 | 27 | 2 | 11 | 1 | 2 | .929 | |
1995 | PIT | 8 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1.000 |
BOS | 36 | 9 | 11 | 1 | 1 | .952 | |
'95計 | 44 | 9 | 12 | 1 | 2 | .955 | |
1996 | 23 | 7 | 12 | 0 | 1 | 1.000 | |
1997 | SEA | 6 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1.000 |
1998 | MON | 51 | 3 | 10 | 0 | 0 | 1.000 |
1999 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | |
LAD | 49 | 5 | 6 | 1 | 1 | .917 | |
'99計 | 53 | 5 | 6 | 1 | 1 | .917 | |
2000 | HOU | 21 | 1 | 6 | 0 | 0 | 1.000 |
MLB | 472 | 73 | 153 | 13 | 11 | .946 |