脳: マイネルト基底核 | |
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無名質の位置、この中にマイネルト基底核が存在する. 中拡大 顕微鏡写真. LFB-HE stain. | |
名称 | |
日本語 | マイネルト基底核 |
ラテン語 | nucleus basalis telencephali |
関連情報 | |
NeuroNames | hier-257 |
MeSH | Basal+nucleus+of+Meynert |
グレイ解剖学 | 書籍中の説明(英語) |
マイネルト基底核(まいねるときていかく、英: Nucleus basalis of Meynert, NBM、他にNucleus basalis、Nucleus basalis magnocellularisとも)は、新皮質へ広く投射する前脳基底部無名質にあるニューロン群である。アセチルコリンとその合成酵素であるコリンアセチルトランスフェラーゼを多く含んでいる。
変性によりアセチルコリンの産生が低下する。アルツハイマー病、レビー小体型認知症や精神的活動や記憶の減退を来すパーキンソン病などで見られる。認知症に対する多くの薬物治療は、低下したNBMの機能をアセチルコリンレベルを増加させ代償することに焦点が当てられている。
NBMは淡蒼球の下方、無名質に存在する。
これらのコリン作動性ニューロンは視覚認知における現実と仮想現実の比を調節することが特に重要な機能である[1]。(一部省略)NBMの活性化は促進(A)、抑制(B)により新たな刺激により多くの注意を払うようになる。GoardとDan[2]、Kuoら[3]は同様の所見を報告している。Gerrard Reopitは1984年にこの所見を確認している
Theodor Meynertに由来する.[4]