ジャンル | 横スクロールシューティング |
---|---|
対応機種 |
アーケード (AC) 対応機種一覧
|
開発元 | 日本物産 |
発売元 | 日本物産 |
ディレクター | 藤原茂樹 |
デザイナー | 藤原茂樹 |
音楽 | 山田良一 |
人数 | 1 - 2人(交互プレイ) |
メディア |
業務用基板 (217.75キロバイト) |
稼働時期 |
1985年3月18日 1985年 |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
デバイス |
8方向レバー 2ボタン |
CPU | MC68000 (@ 8 MHz) |
サウンド |
Z80 (@ 2.5 MHz) AY-3-8910A (@ 1.25 MHz)×3 |
ディスプレイ |
ラスタースキャン 横モニター 256×224ピクセル 60.00Hz パレット256色 |
『マグマックス』(MAGMAX)は、日本物産(ニチブツ)から稼働されたアーケードゲームである。
1986年にはファミコンに移植された。この移植版がニチブツ初のファミコンソフトである。2015年2月17日よりファミコン版がプロジェクトEGGにて、同年4月2日よりアーケード版がPlayStation 4のアーケードアーカイブスにて、それぞれ配信開始。また、2016年9月14日よりファミコン版がWii Uバーチャルコンソールでも配信開始。2020年5月7日にはアーケード版がNintendo Switchのアーケードアーカイブスにて配信開始。現在はハムスターが権利を受け継いでいる[1]。
開発もニチブツが担当し、ディレクターとデザイナーを藤原茂樹が、BGMは山田良一が手がけた。
ゲームジャンルは横スクロール型シューティングゲーム。遠近法により手前側の地形が広く、奥側の地形が狭くなるというサイドビューとクォータービューの中間のような独特の視点を採用している(ただしキャラクターの大きさは変わらないため、実質、奥側に行くほどキャラクターが大きく、移動速度が速いということになってしまっている)。アーケード版の地上ステージではラスタースクロールにより、滑らかな遠近感が表現されている。
このゲームの最大の特徴は自機が合体によりパワーアップするということである。なお、合体はニチブツのゲームでは頻繁に用いられているシステムであり、『テラクレスタ』(1985年)などが有名である。また、ゲーム中の音楽が非常に奇抜であることも特徴である。
高度に発達したある異星人は、地球を攻撃して支配下に置き、人類をコンピューターバビロンの下で統制させ、次々と人間を抹殺していった。しかし、人類は密かに可変メカである「マグマックス」を開発していた。残された人類を救出するため、選ばれた1人の勇者が最後の戦いへと飛び立った。
上記の4ステージによって成り立っている。出現する敵キャラクターなどがステージによって異なる。2ステージと4ステージの最後には龍の頭部を複数模したボスの「怪奇メカ・バビロン」が待ち構えている。
ステージは地上と地下に分かれており、地面に開いた穴などから行き来することができる。地上と地下は完全に平行して存在しており、どの場面でどちらを進んでも良い。地下ステージの場合は少しグラフィックの異なるバビロンが出現する。地上と地下では、自機のグラフィックはそのままだが視点が変わり、地上ではクォータービュー、地下ではサイドビューになっており自機の攻撃方法も変わる。地下モードでは敵の攻撃に当たりやすくなる。
各ステージはデモなどをはさまずシームレスに繋がっている。無限周回のループゲームであり、4ステージのバビロンを倒したあとは再び草原ステージに戻り「2周目」が始まる。
自機の「可変メカ・マグマックス」は最初は小さな戦闘機形態でスタートし、ステージ中に落ちているパーツを拾うことにより合体してロボット形態になりパワーアップする。合体状態では自機が大きくなり、当り判定も大きくなってしまうが、敵や敵の弾に当たってもパーツが破壊されるだけでミスにはならない。
No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | マグマックス | 1986年3月19日 1988年10月 |
ファミリーコンピュータ | 日本物産 | 日本物産 FCI |
320キロビットロムカセット[2] | NBF-MM NES-MM-USA |
- | |
2 | Mag Max | 1987年 |
Amstrad CPC コモドール64 ZX Spectrum |
Ocean Software | Imagine Software | フロッピーディスク | - | - | |
3 | マグマックス | 2015年2月17日 |
Windows | 日本物産 | D4エンタープライズ | ダウンロード (プロジェクトEGG) |
- | ファミリーコンピュータ版の移植 | [3] |
4 | マグマックス | 2015年4月2日 2015年7月21日 2015年12月2日 |
PlayStation 4 (PlayStation Network) |
日本物産 | ハムスター | ダウンロード (アーケードアーカイブス) |
CUSA-01824 CUSA-00992 CUSA-03165 |
アーケード版の移植 | [4] [5] |
5 | マグマックス | 2016年9月14日 |
Wii U | 日本物産 | ハムスター | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | ファミリーコンピュータ版の移植 | [6][7] |
6 | マグマックス | 2020年5月7日 |
Nintendo Switch | 日本物産 | ハムスター | ダウンロード (アーケードアーカイブス) |
- | アーケード版の移植 | [8][9] |
評価 | ||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
項目 | キャラクタ | 音楽 | 操作性 | 熱中度 | お買得度 | オリジナリティ | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
得点 | 2.72 | 2.52 | 2.65 | 2.48 | 2.34 | 2.73 | 15.44 |