「ママがサンタにキッスした(ママがサンタにキスをした)」 | |
---|---|
ジミー・ボイドの楽曲 | |
録音 | 1952年6月15日 |
作詞者 | トミー・コーナー |
作曲者 | トミー・コーナー |
「ママがサンタにキッスした」(「ママがサンタにキスをした」とも。原題:I Saw Mommy Kissing Santa Claus)は、トミー・コーナーが作詞作曲したクリスマス・ソングである。
オリジナルは、1952年6月15日にジミー・ボイドが13歳のときに録音した[1]。ビルボードのチャートで1952年12月に1位を記録し、キャッシュボックスのチャートでは1953年のはじめに1位を記録した。この歌はサックス・フィフス・アベニュー百貨店で数十年間クリスマスカードの宣伝のために流されていた。
詞は、子供がクリスマスに母親がサンタクロースにキスをしているのを目撃した内容である。
クリスマスにキスをするという内容に対して、ボストンのカトリック教会はボイドのレコードを非難した。そのため、ボイドは大司教区へ歌を説明しに行き、話し合いの後で解禁された。
1985年時点で、日本音楽著作権協会調べによると日本国内では91種のレコード及びテープが流通している[2]。同じく日本国内では1984年10月〜12月の3か月で全バージョン計で19万3000枚(本)が販売された[2]。
1952年、冗談音楽の王様ことスパイク・ジョーンズがこの歌を発表した(歌はジョージ・ロックが担当)[3]。また、ジョーンズはパロディ「I Saw Mommy Screwing Santa Claus」(ママがサンタとやってるのを見た)も発表している[4]。
そのほか、ザ・ロネッツ[5]、モリー・ビー[6]、ビバリー・シスターズ[7]、ジャクソン5[8]、リーバ・マッキンタイア[9]、ジョン・メレンキャンプ[10]、ジョン・プライン[11]、ティニー・ティム[12]、チーター・ガールズ[13]、ビフ・ネイキッド[14]、ジェシカ・シンプソン[15]、テレサ・ブリュワー[16]、シークレット・チーフス3[17]らがこの歌をカバーしている。ル・ポールとキップ・アデッタは、詞とタイトルを「I Saw Daddy Kissing Santa Claus」に変更した上でこの歌をカバーしている[18][19]。
この歌は各国の言葉に翻訳され、世界中で歌われている。
先代 「ホワイ・ドント・ユー・ビリーブ・ミー」 by ジョニ・ジェイムス |
アメリカ合衆国 ビルボード・ベストセラー・インストア 第1位獲得シングル 1952年12月27日 - 1953年1月3日 |
次代 「ドント・レット・ザ・スターズ・ゲット・イン・ユア・アイズ」 by ペリー・コモ |
先代 「ホワイ・ドント・ユー・ビリーブ・ミー」 by ジョニ・ジェイムス |
アメリカ合衆国 キャッシュボックス・ベストセラー・レコード・チャート 第1位獲得レコード 1953年1月3日 |
次代 「ドント・レット・ザ・スターズ・ゲット・イン・ユア・アイズ」 by ペリー ・コモ |