ミネラル Mineral | |
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出身地 | アメリカ合衆国 テキサス州 ヒューストン |
ジャンル |
エモ ポスト・ハードコア インディー・ロック |
活動期間 | 1994年 - 1998年、2014年 - |
レーベル | Crank! Records |
共同作業者 | グロリア・レコード |
メンバー |
クリス・シンプソン スコット・マッカーバー ジェレミー・ゴメス ガブリエル・ワイリー |
ミネラル(Mineral)はアメリカのロックバンド。1994年にテキサス州ヒューストンで結成。4年ほどの短い活動期間ながら、ジミー・イート・ワールド、クリスティ・フロント・ドライヴ、センス・フィールドらと共に、1990年代のエモ・シーンを牽引したバンドである[1]。
バンド解散後もフォロワーが後を絶たず半ば伝説のバンドと化していたが[1]、2014年5月に突如再結成が発表され[2]、全米、全英などを周るツアーを行った[3]。また同年10月には日本ツアーの開催や日程も発表された[1][3]。
U2、レッド・ハウス・ペインターズやバッファロー・トムといったアーティストに影響を受けたフロントマン、クリス・シンプソンを中心にヒューストンで結成。その後オースティンに活動拠点を移してから全米中でライブ活動を展開。
結成から1998年の解散に至るまでの僅か4年の間に、3枚のシングル「Gloria/Parking Lot」(1995年、Caulfield Records)、「February/M.D.」(1996年、Caulfield Records)、「&Serenading/Love My Way(ザ・サイケデリック・ファーズのカバー)」 (1997年、Crank! Records)、ジミー・イート・ワールド、 2004年に解散したセンス・フィールドとのスプリット作品「Crazy(ウィリー・ネルソンのカバー)」(1997年Crank! Records)、2枚のアルバム『The Power of Failing』(1997年、Crank! Records)、『EndSerenading』(1998年、Crank! Records。プロデュースはマーク・トロンビーノ)をリリース。不安定ながらも叙情的なメロディーを歌い上げるクリス・シンプソンのヴォーカル・スタイルは、その後のエモ、スクリーモのヴォーカル・スタイルに多大な影響を与えたと言われる。メンバーのシンプソンとゴメスは解散後にグロリア・レコードを結成した。
2010年、『The Power of Failing』『End Serenading』に、未発表音源を多数収録したデジタル・リマスター盤が日本限定でリリースされた(海外でも2014年に未発表音源を追加収録しリリース)。