ミリキア・エクスケルサ (Milicia excelsa (Welw. ) C.C.Berg )とは、クワ科 ミリキア属 の樹木 の一種である。シノニム の Chlorophora excelsa (Welw.) Benth. & Hook.f. で言及した文献も複数存在し、イロコ (iroko)という木材 が得られる(参照: #利用 )。自生地はアフリカ諸国の広範囲にわたる(参照: #分布 )が、東アフリカ では伐採によって個体数が激減し絶滅の懸念が生じている(参照: #保全状況 )。西アフリカ では聖なる木あるいは精霊の宿る木と信じられている(参照: #民俗 )。
本種はまず1869年にオーストリアのフリードリヒ・ヴェルヴィッチュ (Friedrich Welwitsch)がアンゴラ で自ら採取した標本1559番を基にクワ科クワ属 の Morus excelsa として記載 した[ 2] 。その後1880年にジョージ・ベンサム (George Bentham)とジョセフ・ダルトン・フッカー によりクロロフォラ属(Chlorophora )に移され[ 3] 、1982年になってコルネリス・クリスティアーン・ベルフ (英語版 ) (Cornelis Christiaan Berg)により Bulletin du Jardin Botanique National de Belgique 第52巻、p. 227 においてミリキア属に分類し直された[ 4] 。ほかにハリグワ属 (英語版 ) と見做されたために Maclura excelsa (Welw.) Bureau や当初は別種と考えられた Milicia africana Sims というシノニムも存在する[ 5] [ 4] 。
アンゴラ 、ウガンダ 、エチオピア 、ガーナ 、ガボン 、カメルーン 、ケニア 、コートジボワール 、コンゴ共和国 、コンゴ民主共和国 、サントメ・プリンシペ (サントメ島 )、シエラレオネ 、ジンバブエ 、スーダン 、赤道ギニア (ビオコ島 )、タンザニア 、中央アフリカ共和国 、トーゴ 、ナイジェリア 、ブルンジ 、ベナン 、マラウイ 、南スーダン 、モザンビーク 、ルワンダ に自生する[ 1] 。
低地林 や湿ったサバンナ に生育する[ 6] 。
樹高30メートル以上に達する場合もある落葉 性高木 で[ 7] 、幹は円筒状[ 8] 、古い個体の幹はまっすぐ分枝することなく伸びて21メートルにはなり、直径2メートルとなり得る[ 6] 。高い傘状の樹冠 は限られた数の太い枝から形成される[ 6] 。雌雄異株 であり、雌株の最後の枝は下垂するが、雄株の場合はまっすぐになる[ 9] 。以下は部位ごとの解説となる。
樹皮は太く、青白い灰色でやがて茶色となり、少しばかり乳のような樹液 を出す[ 6] 。
葉は大きく卵型で18センチメートルにまでなり、細めで、先端がはっきり尖っており、10-18対の葉脈 を持つが葉縁には見られず[ 10] 、基部は円形で側面が不揃いであることが多く、茎は最長で4センチメートル、葉縁 は細かい鋸歯があり波状である[ 6] 。葉は樹皮と同様の液を分泌する[ 6] 。
花は雄花も雌花も小さい花穂 となり、雄花は15センチメートル以下の尾状花序 となって垂れ下がり、雌花は雄花よりも短く太い[ 6] 。
果実は小さな痩果 が集まり[ 11] 、クワ の実が長く伸びて緑色になったような[ 6] 芋虫 状の集合果 で[ 7] 、全体が6-7センチメートル、小さくて堅い種子 を包む柔らかい果肉が鳥 やコウモリ を惹きつける[ 6] 。
種子は急速に生育可能性 を失ってしまう[ 6] 。
国際的に流通する木材などが得られる有用植物であり、また生育する地域においてはこの木にまつわる言い伝えや俗信が見られる。
生育地の一部である東アフリカ諸国における本種の利用法には以下のようなものがある[ 10] [ 9] [ 7] [ 6] 。○印はその利用法があることを表す。
イロコ材
ミリキア・エクスケルサや同属のミリキア・レギア (Milicia regia )から得られる木材はイロコ 材(iroko )と呼ばれ[ 12] 、国際的に流通している。伐採業者はミリキア・エクスケルサとミリキア・レギアとを区別しない[ 13] 。
心材 は黄褐色のち暗褐色、辺材 は対照的に淡色[ 14] 。交錯木理を持つ[ 14] [ 15] 。乾燥は早く良好である一方、剛性 と耐衝撃性 が極端に低く、また木理 の中に炭酸石灰 の堆積物(ストーン)が隠れている場合があり、加工の際に道具の刃先を傷めやすい[ 14] 。材の耐久性は良く、シロアリ などに対する抵抗性を有する[ 6] [ 15] 。
チーク [ 注 1] の代替材となり、用途としては研究室 作業台天板 、水切り板 、薬品などの排水溝 板や船舶 、海中構造物 (海洋工事 資材)、車両 などを建造するための資材が挙げられる[ 14] [ 15] 。そのほか家具材としても用いられる[ 6] [ 15] 。イロコは生育地であるアフリカにおいては木彫り細工に用いられてきており、たとえば西アフリカのコノ人 (英語版 ) やダン人 (英語版 ) たち(両民族に関しては#民俗 も参照)は神聖な仮面 を製作するために[ 16] 、またナイジェリア のイガラ人 (Igala)も仮面や彫像作りにイロコを用いていたことがある[ 17] 。
ただ、木材を得るための伐採が過剰に行われた結果個体数が著しく減少し、国によっては保護対象とされていたり、国際機関が警鐘を鳴らしたりする事態となっている。詳細については#保全状況 を参照。
白い布が巻かれた聖なるミリキア・エクスケルサの木。ベナン 、ウィダー (Ouidah)のニシキヘビ神殿(仏 : Temple des Pythons )にて。
Schnell (1946) によれば、ミリキア・エクスケルサはコノ人 (英語版 ) (Kono、Konnoh)[ 注 2] やマノ人 (英語版 ) (Mano、Manon)[ 注 3] 、ダン人 (英語版 ) (Dan、Yacoba、Yacouba、Yakuba)[ 注 4] などの間で聖なる木として扱われていたとされ、生贄 や供物 が捧げられていた[ 18] 。たとえばナイジェリア のヨルバ語 圏では奉納品として幹の周りに白い布が結ばれる[ 19] 。また村落はこの木の近くに位置していたことが多く、場合によっては村内に植樹されていたこともあった[ 18] 。
ミリキア・エクスケルサは多産や出産と結び付けられる傾向があり、ナイジェリア南部のイボ人 (Igbo、Ibo)からは新生児に魂を吹き込むと信じられている(Andoh 1986)[ 18] 。
ミリキア・エクスケルサは同じナイジェリアのヨルバ人 (Yoruba)からは ìrókò (イロコ)の名で知られ、バオバブ (Adansonia digitata ; ヨルバ語 : osè )と共に精霊が棲む木と考えられている[ 20] が、その性格はいたずら好きであるとされる[ 19] 。ヨルバ語のことわざ には Ọmọdé bú ìrókò ó bojú wo ẹ̀yìn; ó ti gbàgbé pé olúwere kìí pa ẹni lóòjọ́. というものがあり、文字通りには「子どもがイロコにいたずらをして、木が追いかけてこないか振り返りながら逃げたが、その子は木の精霊が辱められたその日のうちに仕返しをするわけではないということを忘れている」と訳され得る[ 21] [ 注 5] 。このことわざの大意は、イロコの木にいたずらをした子どもはその日は何の罰も受けずに済むかもしれないが、忘れた頃になってイロコの木の精霊からの仕返しを必ず受けるというものであり、他人に対して悪事から手を引くようにさとす際に用いられる[ 21] 。
ガーナ のホ 地方(Ho)ではこの木は小人の棲家であると信じられており(Asamoah 1985)、この木の下で生贄の儀式が行われ、木材からは聖なるドラム や棺 も製作される[ 18] 。
コートジボワール のゲレ人 (フランス語版 ) (Gueré、Guéré)やウビ人 (Oubi)にとってもミリキア・エクスケルサは生贄の儀式の場所である(Téhé 1980)[ 18] 。
他方、ミリキア・エクスケルサを不吉な存在として避ける文化も存在する。主にケニア南西部に暮らすルオ人 (Luo)の間ではこの木は身内の死を引き起こすと信じられるため家の敷地に植えたりはせず、また伝統的にはドア やベッド にイロコ材を使うことはできないとされている[ 7] 。
LOWER RISK - Near Threatened (IUCN Red List Ver. 2.3 (1994) )
ミリキア・エクスケルサから得られるイロコ材は先述の通りチーク の代替材として知られ、かつては東アフリカ がその一大供給源であったがやがて供給は細り、西アフリカ が大量の輸出を継続している状況である[ 1] 。ケニア ではかつてはよく見られたが多くが伐採され、残りの個体は海岸部やメルー県 (Meru)、ニャンザ州 (Nyanza)で見られるのみである[ 7] 。タンザニア では保護対象とされ、許可を得ずに伐採することは禁じられており、また茶 の栽培地ではプランテーション の敷地内にミリキア・エクスケルサが生えていたとしても放置することが求められている[ 6] 。
国際自然保護連合 (IUCN)のレッドリスト にも掲載されており、評価は準絶滅危惧 (Lower Risk/near threatened ver 2.3)とされている[ 1] 。
英語では、以下のようにいくつもの呼称が存在する。
西アフリカ の諸言語では以下のように言語系統を跨いで互いに似通った呼称が見られるが、これはガーナ 南部とナイジェリア 南西部という2つの地点において本種の木材としての価値が認知され、貿易の発展とともに特定の呼称が急速に普及し、もともと存在していた地域における呼称を駆逐したためであると考えられる[ 24] 。表は原則として Blench (2006 :201) に拠るが、Hammarström et al. (2018) のように細分化された分類も見られるため、注釈で細かい区分を該当言語が話されている国とともに示した。また各言語の日本語名は原則として『言語学大辞典 』(個別項目が存在しないものに関しては「西クワ諸語」などの項も参照)に拠る。アデレ語、ボウィリ語、ントゥルボ語の同定には Lewis et al. (2015) を用いた。
またギニア およびリベリア で話されているマノ語 (英語版 ) (Mano、Manon)では geï、ギニア・リベリア・コートジボワール の3ヶ国で話されているダン語 (Dan、Yacouba、Yacoba、Yakuba)では =göö- [ 26] あるいは go や ge、リベリアおよびコートジボワールのウビ語 (英語版 ) (Oubi、Glio-Ubi)では gę 、コートジボワールのゲレ語 (英語版 ) (Guéré)では gehe(Viard 1934: 85)、gé、kiau、ギニアのコノ語 (英語版 ) (Kono、Konnoh)では ge というが、これらは全て同属のミリキア・レギア (Milicia regia )と共通の呼称である[ 27] 。その他、西アフリカの国別に見た諸言語における名は以下の通りである。
ギニア:
シエラレオネ:
シエラレオネ-リベリア:
コートジボワール:
アヴィカム語 (Avikam ; 別名: Brignan): égouzi[ 28]
アチェ語 (Attié ): gi[ 27]
ウォベ語 (Wobé ): ge[ 27]
エブリエ語 (Ebrié ): agou[ 28] , agi, agwe[ 27]
グバン語 (Gban ; 別名: Gagou): guédé, guié[ 28] , dye[ 27]
クランゴ語 (Bondoukou Kulango ): gué - nlé[ 28] , ge-nle[ 27]
グロ語 (Gouro, Guro ): gɔwɔ́lɛ́ [ 29] , gaolé, kaouré, gouéoré, gohouré[ 28] , geore[ 27]
ジュラ語 : cin[ 28]
タグバナ語 (Tagbana, Tagouana, Tagwana; セヌフォ語の下位分類): niara[ 28]
バウレ語 (Baoulé): ala[ 28] [ 30] , itiemé[ 28]
ネヨ語 [ 注 29] : gigie[ 27]
ベテ語 (Bété ): diédié[ 28] , gi-gi[ 27]
コートジボワールおよびガーナ:
ガーナ:
トーゴ-ベナン:
ナイジェリア:
カメルーン には以下のような現地語名が見られる。
ガボン では以下のような現地語名が存在する。
コンゴ共和国 では以下のような現地語名が存在する。
コンゴ民主共和国 (旧ザイール )では以下のような現地語名が存在する。
アンゴラ のポルトガル語 では moreira という[ 23] 。
ウガンダ の現地語名には以下のようなものがある。
東アフリカ 地域の共通言語であるスワヒリ語 では mvule と呼び[ 35] 、これはケニア においても[ 7] タンザニア においても[ 6] 通用する。その他ケニアの諸言語における名は以下の通りである。
タンザニアでは以下のような現地語名が見られる。
^ なお分類学的にはミリキア・エクスケルサがクワ科であるのに対しチークはシソ科 であり、離れた系統関係にある。
^ 現在のシエラレオネに暮らす民族。
^ 主に現在のリベリア に暮らす民族。
^ 主に現在のコートジボワールやリベリアに暮らす民族。
^ Abraham (1958 :519) には ọmọndé bú ìrokò, ó bojú wẹ̀hìn という文例が見られるが、その語釈は「報いは速い」とされている。また、Ọmọdé bú ìrókò, ó bojú wẹ̀hìn; òòjọ́ ní ńjà? 〈子どもがイロコの木を侮辱し、恐る恐る振り返ってちらりと見る; イロコがすぐにしっぺ返しをするだろうか?〉という変種も存在する[ 22] 。
^ Blench (2006 :201) ではこの列のカテゴリは「語族 」(英 : Family )とされているが、Hammarström et al. (2018) ではイジョイド諸語やチャド諸語を除く全ての区分の上にヴォルタ・コンゴ諸語 (Volta–Congo)、さらにその上に大西洋・コンゴ諸語 (Atlantic–Congo)という共通の区分が存在し、種類によってはさらに複数の言語グループ区分が間にはさまれている場合も存在する。
^ Blench (2006 :201) ではこの列のカテゴリは「語派 」(英 : Branch )とされている。
^ ガーナにおける主要言語であるアカン語 (Akan)の下位区分の一つ[ 25] 。Hammarström et al. (2018) における分類は Atlantic-Congo > Volta-Congo > Kwa Volta-Congo > Nyo > Potou-Tano > Tano > Central Tano > Akanic > Akan(アカン語)> Twi(チュイ語)とされており、さらに下位区分としてアクアペム方言(Akuapem)とアサンテ方言(Asante)が存在する。
^ ガーナで話されている言語の一つ[ 25] 。Hammarström et al. (2018) における分類は Atlantic-Congo > Volta-Congo > Kwa Volta-Congo > Ga-Dangme(ガン・アダグメ諸語 )> Ga(ガ語)とされている。
^ ガーナで話されている言語の一つ[ 25] 。Hammarström et al. (2018) における分類は Atlantic-Congo > Volta-Congo > Kwa Volta-Congo > Nyo > Potou-Tano > Tano > Guang > North Guang > Oti North Guang > Mountain Oti North Guang > Gikyode-Ginyanga > Gikyode-Foodo > Gikyode(ギチョーデ語)とされている。
^ トーゴおよびガーナで話されている言語の一つ[ 25] 。Hammarström et al. (2018) における分類は Atlantic-Congo > Volta-Congo > Kwa Volta-Congo > Na-Togo > Basila-Adele > Adele(アデレ語)とされている。
^ ガーナで話されている言語の一つ[ 25] 。Hammarström et al. (2018) における分類は Atlantic-Congo > Volta-Congo > Kwa Volta-Congo > Na-Togo > Lelemic > Lelemi-Akpafu > Lelemi(レレミ語)とされている。
^ ガーナで話されている言語の一つで、別名サントロコフィ語 (Santrokofi)[ 25] 。Hammarström et al. (2018) における分類は Atlantic-Congo > Volta-Congo > Kwa Volta-Congo > Na-Togo > Lelemic > Likpe-Santrokofi > Selee(セレ語)とされている。
^ ガーナで話されている言語の一つ[ 25] 。Hammarström et al. (2018) における分類は Atlantic-Congo > Volta-Congo > Kwa Volta-Congo > Ka-Togo > Kposo-Ahlo-Bowili > Tuwuli(ボウィリ語)とされている。
^ ガーナおよびトーゴで話されている言語の一つ[ 25] 。Hammarström et al. (2018) における分類は Atlantic-Congo > Volta-Congo > North Volta-Congo > Gur > Central Gur > Southern Central Gur > Grusi > East-West Grusi > Eastern Grusi > Tem-Chala > Bago-Delo-Cala > Delo-Cala > Delo(デロ語)とされている。
^ ナイジェリアの主要言語の一つで、ベナンにも話者が存在する[ 25] 。Hammarström et al. (2018) における分類は Atlantic-Congo > Volta-Congo > Benue-Congo > Defoid > Yoruboid > Edekiri > Ede > Eastern Ede > Southeastern Ede > Nuclear Yoruba > Lucumi-Yoruba > Yoruba(ヨルバ語)とされている。
^ ナイジェリアで話されている言語の一つ[ 25] 。Hammarström et al. (2018) における分類は Atlantic-Congo > Volta-Congo > Benue-Congo > Defoid > Yoruboid > Igala(イガラ語)とされている。
^ Idakwoji (2015) において正書法表記は ùlókóò とされている。
^ ナイジェリアで話されている言語の一つ[ 25] 。Hammarström et al. (2018) における分類は Atlantic-Congo > Volta-Congo > Benue-Congo > Idomoid > Akweya > Etulo-Idoma > Nuclear Idoma > Idoma(イドマ語)とされている。
^ ナイジェリアで話されている言語の一つで、別名Nupe-Nupe-Tako語[ 25] 。Hammarström et al. (2018) における分類は Atlantic-Congo > Volta-Congo > Benue-Congo > Ebira-Nupoid > Macro-Nupoid > Nupoid > Nupe-Nupe-Tako(ヌペ語)とされている。
^ Quattrocchi (2000) で示されている綴りは roko である。
^ ナイジェリアで話されている言語の一つで、別名Bini語[ 25] 。Hammarström et al. (2018) における分類は Atlantic-Congo > Volta-Congo > Benue-Congo > Akpes-Edoid > Edoid > North-Central Edoid > Central Plains Edoid > Bini(エド語)とされている。
^ ナイジェリアで話されている言語の一つ[ 25] 。Hammarström et al. (2018) における分類は Atlantic-Congo > Volta-Congo > Benue-Congo > Jukunoid > Central Jukunoid > Jukun-Mbembe-Wurbo > Jukun > Wapan とされている。
^ Hammarström et al. (2018) においても独立した語族として扱われている。
^ ナイジェリアで話されている言語の一つ[ 25] 。Hammarström et al. (2018) における分類は Ijoid(イジョイド語族)> Ijo > Western Ijo > Izon > Egbema (Ijoid) とされている。
^ この表の他の言語とは全く系統が異なり、アラビア語 やヘブライ語 、アムハラ語 なども含むアフロ・アジア語族 (Afro-Asiatic)という上位区分を持つ。
^ ナイジェリアの主要言語の一つで、主に北部で話されており、他にカメルーン、チャド 、ニジェール 、ベナン、ブルキナファソ 、ガーナ、コートジボワール、そしてスーダンにも話者が存在する[ 25] 。Hammarström et al. (2018) における分類は Afro-Asiatic(アフロ・アジア語族)> Chadic(チャド語派)> West Chadic > West Chadic A > West Chadic A. 1 > Hausa(ハウサ語)とされている。
^ Quattrocchi (2000) で示されているナイジェリアのハウサ語の綴りは loko である。
^ クルー諸語 (英語版 ) に属し、独立言語(en:Neyo language )かWestern Wee語 の一方言のいずれかを指す。
^ テケ(Teke )の名を持つバントゥー語 はガボン・コンゴ共和国・コンゴ民主共和国に跨って複数種存在するが、Lewis et al. (2015) によれば、コンゴ民主共和国ではEboo Teke語 とIbali Teke語(別名: 東部テケ語 Eastern Teke )の2つが話されている。
^ Lukolela 。赤道州 南部の地名。Ethnologue 第18版(2015年)によると、モンゴ語が赤道州の南半分で話されている言語である。
^ Mwera 、ISO 639-3 : mwe。主にリンディ州 (英 : Lindi Region )に暮らすムウェラ族 の言語。リンディ州の南西部と接するルヴマ州 (英 : Ruvuma Region )でもムウェラ語(Mwera ; ISO 639-3: mjh)と呼ばれるバントゥー語が話されているが、これは別の言語である[ 38] 。
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