ムカシアミバネムシ | ||||||||||||||||||
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メゾサイロスの復元図(口器は復元されていない)
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保全状況評価 | ||||||||||||||||||
絶滅(化石) | ||||||||||||||||||
地質時代 | ||||||||||||||||||
石炭紀後期 - ペルム紀後期 | ||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||
Palaeodictyoptera Goldenberg, 1877 | ||||||||||||||||||
科 | ||||||||||||||||||
ムカシアミバネムシ(Palaeodictyopteran、学名: Palaeodictyoptera)は、古生代の石炭紀とペルム紀に生息した化石昆虫の分類群。分類学上はムカシアミバネムシ目とされる[1][2]。
植物食に適したと考えられる細長い口器をもつ[3]。一部の種類では、胸部の中胸と後胸に備わる2対の発達した翅だけでなく、前胸にも短い翅らしき構造をもつため、3対6本の翅があるように見える[3]。
著名なムカシアミバネムシとして石炭紀のメゾサイロス(Mazothairos)やステノディクティア(Stenodictya)などが挙げられる。 ムカシアミバネムシ目は、Megasecoptera、Dicliptera、および Diaphanopterodea という他3つの化石昆虫の目と共に絶滅した分類群 Palaeodictyopterida 上目を構成する[3]。