ムクナ・ベネッティ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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![]() ムクナ・ベネッティの花
(2024年11月 名古屋市 東山動植物園) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
分類(APG IV) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Mucuna bennettii F.Muell. | |||||||||||||||||||||||||||||||||
シノニム | |||||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
New Guinea Creeper, scarlet jade vine |
ムクナ・ベネッティ(学名:Mucuna bennettii)はマメ科トビカズラ属の常緑つる植物。ヒスイカズラを赤くしたような大きな花を咲かせる。
つるは20 m以上に長く伸び、木質化する。葉は3出小葉で、各小葉は卵形~長楕円形、革質で表面は滑らかで光沢がある。総状花序は下垂し、長さ30–60 cmに達する。各花は鮮やかな赤色で長さ10 cm以上となり、形は鎌状で爪に似る。染色体数は2n=22[1][2][3][4][5]。
文献ではニューギニア島とされることが多い[1][2][3][5]。POWO[6]ではインドネシア東部のスラウェシ島~パプアニューギニア、ソロモン諸島、バヌアツ原産で、マレー半島へ導入とされている。
熱帯性つる性植物の中でも最も美しい種に挙げられるが[2]、冬越しに15℃以上必要で[3]、植物体が大型になることから、温帯では植物園の大型温室で栽培される。秋に開花情報が公開されることがある。繁殖は挿し木、取り木、実生による[1][3][4][5]。
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