メカトロリンク(MECHATROLINK)は産業自動化の為に使用されるオープンなプロトコルであり、安川電機によって開発され、MECHATROLINK協会(Mechatrolink Members Association)によって管理されている。 メカトロリンクプロトコルは大きく分けてMECHATROLINK-II,MECHATROLINK-III,MECHATROLINK-4の3種類存在する。
MECHATROLINK-IIは伝送速度が最大10Mbit/s、最大30局スレーブ接続可能な、RS485(米国電子工業会によって標準化されたシリアル通信の規格の一つ)を物理層とするプロトコルである。
MECHATROLINK-IIIは伝送速度が最大100Mbit/s、最大62局スレーブ接続可能な、イーサネットを物理層とするプロトコルである。
MECHATROLINK-4は伝送速度が最大100Mbit/s、最大127局スレーブ接続可能な、イーサネットを物理層とするプロトコルである。伝送周期がMECHATROLINK-III比で1/4に短縮された。
MECHATROLINK協会はメカトロリンク製品開発メンバーおよびメカトロリンクユーザで構成される。会員数は1729社(2013年9月末現在)である[1]。