『メロー・イエロー』 | ||||
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ドノヴァン の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | フォークロック、サイケデリック・フォーク | |||
時間 | ||||
レーベル |
エピック・レコード EMI(リマスターCD) | |||
プロデュース | ミッキー・モスト | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ドノヴァン アルバム 年表 | ||||
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『メロー・イエロー』(Mellow Yellow)は、イギリスのシンガーソングライター、ドノヴァンが1967年に発表した4作目のスタジオ・アルバム。ただし、当時は母国イギリスではリリースされなかった。
本作に先行して1966年11月にアメリカ発売されたシングル「メロー・イエロー」のレコーディングには、ジョン・ポール・ジョーンズがベースの演奏及びブラス・セクションのアレンジで参加した[2]。また、ポール・マッカートニーも、ドノヴァンがビートルズの楽曲「イエロー・サブマリン」の歌詞の一部を作ったことに対する返礼として、この曲のレコーディングに参加している[2][3]。「ハウス・オブ・ヤンシュ」は、ドノヴァンのフィンガー・ピッキングのテクニックに影響を与えたバート・ヤンシュに捧げられた曲である[4]。
ドノヴァンの母国イギリスでは前作『サンシャイン・スーパーマン』のリリースが遅れ、スケジュールの問題から本作のイギリス盤はリリースされず[2]、アメリカのエピック・レコードから発売された。なお、イギリスでは1967年2月にシングル「メロー・イエロー」がリリースされ[5]、同年6月にようやく『サンシャイン・スーパーマン』がリリースされている[6]。
アメリカ盤シングル「メロー・イエロー」はアメリカのBillboard Hot 100で2位に達し[1]、遅れてリリースされたイギリス盤シングルは全英シングルチャートで8位に達した[7]。そして、本作はBillboard 200で14位に達し、同チャートにおいて自身2度目のトップ20入りを果たした[1]。
2005年にEMIからリリースされたリマスターCDには10曲のボーナス・トラックが追加された。それらのうち「Epistle to Dippy」と「Preachin' Love」は1967年にシングルのA面/B面曲としてリリースされて[8]全米19位に達し[1]、「There Is a Mountain」はシングルとして全米11位に達した曲で[1]、残り7曲は未発表音源である[9]。
全曲ともドノヴァン作。