モーリス・オアナ | |
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生誕 | 1913年6月12日 |
出身地 | イギリス→ フランス |
死没 | 1992年11月13日(79歳没) |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | 作曲家 |
モーリス・オアナ(Maurice Ohana、1913年6月12日 - 1992年11月13日)は、ユダヤ系フランス人の作曲家。セファルディに属する。モロッコ・カサブランカで生まれる。父親がジブラルタル出身だったために、1976年までイギリス国籍であった。
もともとは建築学を学んでいたが、音楽の道を選んでその分野は放棄した。ローマでアルフレード・カゼッラに師事し、1946年にフランスに戻る。この頃に "Groupe Zodiaque" を結成し、当時の楽壇の主流派の教条主義と対抗しようとした。
成熟期の作風は、地中海の民族音楽、とりわけアンダルシアのカンテ・ホンドに影響されている。オアナの作品は、合唱曲や3つの弦楽四重奏曲(1963年、1980年、1989年)、十弦ギターのための2つの組曲(《日が昇れば Si le jour paraît... 》、《月時計 Cadran lunaire 》)、六弦ギターのための《ティエント Tiento 》(1957年)などがある。