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人物情報 | |
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生誕 |
1945年9月29日![]() |
出身校 | レニングラード大学、ソビエト科学アカデミー歴史学研究所 |
学問 | |
研究分野 | 歴史学(科学史) |
研究機関 | モントリオール大学 |
学位 | 博士(歴史学) |
ヤコヴ・M・ラブキン(英語: Yakov M. Rabkin、1945年9月29日 - )は、カナダの歴史学者、モントリオール大学名誉教授。敬虔なユダヤ教徒でありつつ、シオニズムはユダヤ教の教義に反すると批判している[1]。ユダヤ研究とイスラエル研究の分野にも貢献している人物であり、著書の「内側からの脅威:ユダヤ人による反シオニズムの歴史(A Threat from Within: A Century of Jewish Opposition to Zionism Paperback)」はカナダ総督文学賞最優秀翻訳賞をノミネートしている[2]。名はヤコフ、ヤコブとも表記される。
1945年、旧ソ連レニングラード(現サンクトペテルブルク)生まれ。レニングラード大学(現サンクトペテルブルク大学)で化学を専攻し、ソビエト科学アカデミー(現ロシア科学アカデミー歴史学研究所で科学史を学んだ。1972年に博士号(歴史学)を取得。
1973年にカナダへ移住後、宗教研究所でユダヤ教を研究。ケベック州のモントリオール大学でユダヤ人の歴史や歴史学を講じる。科学と政治、科学と宗教、冷戦期の米ソ関係中東紛争を含む国際関係などについての著作が多い。専門は、科学史、ロシア史、ユダヤ史[3]。英語、フランス語、ロシア語、スペイン語、ヘブライ語に堪能[4][5]。