『ユーアー・ドライヴィング・ミー・クレイジー』 | ||||
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ヴァン・モリソン&ジョーイ・デフランセスコ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ジャズ、ブルー・アイド・ソウル、ブルース | |||
時間 | ||||
レーベル | ソニー・レガシー | |||
プロデュース | ヴァン・モリソン、ジョーイ・デフランセスコ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ヴァン・モリソン アルバム 年表 | ||||
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『ユーアー・ドライヴィング・ミー・クレイジー』(You're Driving Me Crazy)は、北アイルランドのミュージシャン、ヴァン・モリソンが2018年に発表した39作目のスタジオ・アルバム。アメリカ合衆国のジャズ・ミュージシャン、ジョーイ・デフランセスコとのコラボレーション作品である[1]。
デフランセスコは、ジョン・マクラフリンやデニス・チェンバースと共に1994年のコーク・ジャズ・フェスティバルに出演した際、モリソンと初の対面を果たし、2014年のロニー・スコッツ・ジャズ・クラブ公演でモリソンが観客として来ていたこともあったという[14]。本作での共演は、モリソン側からのアプローチがきっかけとなった[14]。
収録曲はスタンダード・ナンバーのカヴァーと、モリソンが過去に発表したオリジナル曲の再演から成る内容で、バックを務めたダン・ウィルソン、マイケル・オード、トロイ・ロバーツは、いずれもデフランセスコのバンドのメンバーである[15]。デフランセスコによれば、レコーディングは2日間で終了し、大部分の曲はワン・テイクで収録されたという[14]。
イギリスでは2018年5月10日付の全英アルバムチャートで20位を記録するが、翌週にはトップ100圏外に落ちた[5]。アメリカでは2018年5月12日付のBillboard 200で76位となるが、翌週にはトップ200圏外に落ちた[11]。
スペインでは2018年5月6日付のアルバム・チャートで初登場6位となり、合計15週トップ100入りした[2]。ドイツでは2018年5月4日付のアルバム・チャートで初登場10位となり、4週にわたってトップ100入りした[3]。
Thom Jurekはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「どんなライヴ・ショウにも引けを取らないほど力強い」と評している[16]。また、スティーヴ・ホロヴィッツはPopMattersにおいて10点満点中7点を付け「モリソンはクールに口ずさむ方法と、くつろいだ雰囲気を生み出す術を知っている。デフランセスコは絶え間なく続く肩肘張らないスタイルのオルガン演奏で、滑らかな空間を提示する術を理解している」と評している[15]。
特記なき楽曲はヴァン・モリソン作。15.はインストゥルメンタル。