ザ・ユーコン・ランバージャックス | |
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タッグチーム | |
メンバー |
ランバージャック・ピエール ランバージャック・エリック |
名称 |
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デビュー | 1978年 |
解散 | 1978年 |
団体 |
ザ・ユーコン・ランバージャックス(The Yukon Lumberjacks)は、1978年にアメリカ合衆国のプロレス団体WWWFで活動したプロレスラーのタッグチーム。
カナダのランバージャックをギミックに、大型パワーファイターのランバージャック・ピエール(Lumberjack Pierre)とランバージャック・エリック(Lumberjack Eric)によって結成され、ヒールのポジションで活躍した[1]。
なお、エリックはキラー・コワルスキーの「耳そぎ事件」で知られるユーコン・エリック("Yukon" Eric Holmback)とは別人。
1978年5月、ザリノフ・ルブーフのリングネームで活動していたフランス系カナダ人(ケベック人)のピエール・ラフルールと、ミネソタ出身の若手巨漢選手スコット・アーウィンによってニューヨークのWWWFにて結成される。ラフルールは「ピエール」、アーウィンは「エリック」を名乗り、マネージャーにはキャプテン・ルー・アルバーノを迎え、5月11日にヘイスタック・カルホーン&ラリー・ズビスコを下してデビュー戦を飾った[2][1]。
6月26日のマディソン・スクエア・ガーデンにおける定期戦にて、ドミニク・デヌーチ&ディノ・ブラボーを破りWWWF世界タッグ王座を獲得[3][4]。以降、ピーター・メイビア&チーフ・ジェイ・ストロンボーなどのチームを相手に防衛を続け、11月21日にペンシルベニア州アレンタウンにてズビスコ&トニー・ガレアに敗れるまでタイトルを保持した[3][4]。
同じヒール陣営のブッチャー・バションやスパイロス・アリオンとも共闘し、王座戴冠中の8月28日のMSG定期戦ではアリオンと組み、ブラボー、ガレア、アンドレ・ザ・ジャイアントのトリオと6人タッグマッチで対戦している[1]。
王座陥落後にチームを解散してWWWFを離れ、ラフルールはインディアナポリスのWWAでロシア人ギミックのイゴール・ボルコフに改名[5]。アーウィンはNWAのフロリダ地区にて、ソー・ザ・ヴァイキングを経て覆面レスラーのスーパー・デストロイヤーに変身した[6]。