ヨハン・サルモン・ヴァール Johann Salomon Wahl | |
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自画像 | |
生誕 |
1864年8月17日 ドイツ、ケムニッツ |
死没 |
1937年10月20日 デンマーク、コペンハーゲン |
ヨハン・サルモン・ヴァール(Johann Salomon Wahl または Johann Salomon du Wahl、1689年 - 1765年12月5日)はドイツ生まれの肖像画家である。18世紀半ばのデンマークの王室の人々の肖像画を多く残した。
ザクセン選帝侯領のケムニッツに生まれた。1705年から1711年の間、ライプツィヒでザクセン選帝侯の王室画家のホイア(David Høyer)のもとで学び、1719年に宮廷画家となった。1730年にデンマーク王室の宮廷画家に招かれ、1737年に3代にわたってデンマーク王室に仕えた画家のグロートシリング(Bendix Grodtschilling)が没すると、美術収蔵庫の監督(Kongelig kunstkammerforvalter)に任じられた。フレデリク4世の治世の終わりから、クリスチャン6世の治世を通じて、最も優れた肖像画家として重用された。
弟子にロシアの宮廷で多くの肖像画を描いたウィギリウス・エリクセンがいる。
Martin Due, Hofmaler og Hofbygmester Carl Marcus Tuscher, Gyldendals Boghandel. Kjøbenhavn og Kristiania 1916.