ワシントン・ウィザーズでのネト (2022年) | ||||||||||||
フリーエージェント | ||||||||||||
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ポジション | PG | |||||||||||
基本情報 | ||||||||||||
愛称 | Raulzinho | |||||||||||
ポルトガル語 | Raul Neto | |||||||||||
国籍 | ブラジル | |||||||||||
生年月日 | 1992年5月19日(32歳) | |||||||||||
出身地 | ミナスジェライス州ベロオリゾンテ | |||||||||||
身長 | 188cm (6 ft 2 in) | |||||||||||
体重 | 82kg (181 lb) | |||||||||||
ウィングスパン | 196cm (6 ft 5 in) | |||||||||||
キャリア情報 | ||||||||||||
NBAドラフト | 2013年 / 2巡目 / 全体47位[1] | |||||||||||
アトランタ・ホークスから指名 | ||||||||||||
プロ選手期間 | 2008年–現在 | |||||||||||
経歴 | ||||||||||||
2008-2011 | ミナス・テニスクラブ | |||||||||||
2011-2014 | ギプスコア | |||||||||||
2014-2015 | CBムルシア | |||||||||||
2015-2019 | ユタ・ジャズ | |||||||||||
2017 | →ソルトレイクシティ・スターズ | |||||||||||
2019–2020 | フィラデルフィア・76ers | |||||||||||
2020-2022 | ワシントン・ウィザーズ | |||||||||||
2022–2023 | クリーブランド・キャバリアーズ | |||||||||||
2023 | フェネルバフチェ | |||||||||||
受賞歴 | ||||||||||||
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Stats Basketball-Reference.com | ||||||||||||
代表歴 | ||||||||||||
キャップ | ブラジル | |||||||||||
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ラウル・トグニ・ネト(Raul Togni Neto 1992年5月19日 - )は、ブラジル・ミナスジェライス州ベロオリゾンテ出身のプロバスケットボール選手。ポジションはポイントガード。ブラジルポルトガル語の発音の関係で、NBA.com日本語サイトでは『ハウル・ネト』と表記されている[1]。
2008年、2008-09FIBAアメリカリーグ期間中にブラジルのミナス・テニスクラブから16歳でプロデビューしたネトは、2011年にスペインに渡り、サン・セバスティアン・ギプスコアBCと契約。主力として活躍し、後に2013年のNBAドラフトでアトランタ・ホークスから指名され、交渉権はユタ・ジャズに移動[2]。ネトは2014年8月にCBムルシアと3年契約を結んだものの[3]、2015年7月9日にユタ・ジャズがネトの契約権をバイアウトで買い取り、ネトと契約を結んだ[4]。
NBAルーキーシーズンの2015-16シーズンは、正PGを予定していたダンテ・エクザムが左膝を負傷した為に、トレイ・バークを差し置いて、開幕戦のデトロイト・ピストンズ戦でスタメンで起用され、8得点、3アシストの記録[5]。2016年NBAオールスターゲーム前夜祭のライジング・スターズ・チャレンジには、チームメイトのロドニー・フッド、トレイ・ライルズと共に世界選抜チームの一員として出場するなど[6]、ルーキーシーズンはチーム最多の81試合に出場した。しかし、2016-17シーズンは、エクザムの復帰やジョージ・ヒルの加入もあり、40試合の出場に止まった。
2019-20シーズンはフィラデルフィア・76ersと契約した[7][8]。
2020年10月22日、ワシントン・ウィザーズと1年契約を結び[9]、自己最高のシーズンを送った。
2021年8月7日、ウィザーズと再契約を結んだ[10]。
2022年7月8日、クリーブランド・キャバリアーズと契約した[11]。
2023年8月5日、フェネルバフチェ・ベコと契約した[12]。後述の怪我により2023-24シーズンは全休となった。2024年7月8日に受けたインタビューでは、負傷後にはフェネルバフチェから契約を解除されたが、公式に発表されることはなかったと語っている[13]。
2010年にブラジル代表にデビューし、2010年バスケットボール世界選手権に出場。2012年のロンドンオリンピック、2014年FIBAバスケットボール・ワールドカップ[14]、自国開催の2016年リオデジャネイロオリンピックにも出場している。2023年FIBAバスケットボール・ワールドカップのメンバーにも選出されていたが、初戦のイラン戦で右膝の膝蓋腱を断裂し、大会の残り試合は欠場となった[15]。その影響でフェネルバフチェでの2023-24シーズンは全休し[16]、パリオリンピック予選のモンテネグロ戦で約1年ぶりの実戦復帰となったが、この試合でまたも負傷し、オリンピック予選の残り試合は欠場することとなった[16]。
コートビジョンに優れ、パスセンスを活かしたプレーメークを得意としている[17]。
略称説明 | |||||
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GP | 出場試合数 | GS | 先発出場試合数 | MPG | 平均出場時間 |
FG% | フィールドゴール成功率 | 3P% | スリーポイント成功率 | FT% | フリースロー成功率 |
RPG | 平均リバウンド数 | APG | 平均アシスト数 | SPG | 平均スティール数 |
BPG | 平均ブロック数 | PPG | 平均得点 | 太字 | キャリアハイ |
シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
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2015–16 | UTA | 81 | 53 | 18.5 | .431 | .395 | .743 | 1.5 | 2.1 | .8 | .0 | 5.9 |
2016–17 | 40 | 0 | 8.6 | .451 | .323 | .889 | .8 | .9 | .5 | .1 | 2.5 | |
2017–18 | 41 | 0 | 12.1 | .457 | .404 | .743 | 1.2 | 1.8 | .3 | .1 | 4.5 | |
2018–19 | 37 | 1 | 12.8 | .460 | .333 | .848 | 1.7 | 2.5 | .4 | .1 | 5.3 | |
2019–20 | PHI | 54 | 3 | 12.4 | .455 | .386 | .830 | 1.1 | 1.8 | .4 | .1 | 5.1 |
2020–21 | WAS | 64 | 22 | 21.9 | .468 | .390 | .882 | 2.4 | 2.3 | 1.1 | .1 | 8.7 |
2021–22 | 70 | 19 | 19.6 | .463 | .292 | .769 | 1.9 | 3.1 | .8 | .0 | 7.5 | |
2022–23 | CLE | 48 | 1 | 10.5 | .518 | .286 | .912 | 1.0 | 1.6 | .4 | .1 | 3.3 |
Career | 435 | 99 | 15.6 | .458 | .361 | .812 | 1.5 | 2.1 | .6 | .1 | 5.7 |
シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
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2017 | UTA | 9 | 0 | 6.7 | .615 | .500 | 1.000 | .8 | .4 | .1 | .1 | 2.6 |
2018 | 8 | 0 | 9.0 | .304 | .286 | 1.000 | 1.3 | 1.3 | .3 | .0 | 2.6 | |
2019 | 3 | 0 | 6.5 | .167 | .000 | — | 1.0 | .3 | .0 | .0 | .7 | |
2020 | PHI | 2 | 0 | 13.0 | .333 | .400 | — | 1.5 | 1.5 | .5 | .0 | 4.0 |
2021 | WAS | 5 | 3 | 22.4 | .353 | .267 | .800 | 2.2 | 1.0 | .4 | .0 | 6.4 |
2023 | CLE | 2 | 0 | 3.5 | .000 | .000 | .500 | .0 | .5 | .0 | .0 | .5 |
Career | 29 | 3 | 10.2 | .360 | .314 | .875 | 1.2 | .8 | .2 | .0 | 3.0 |