ラクチュシン | |
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(3aR,4R,9aS,9bR)-4-Hydroxy-9-(hydroxymethyl)-6-methyl-3-methylene-4,5,9a,9b-tetrahydro-3aH-azuleno[5,4-d]furan-2,7-dione | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 1891-29-8 |
PubChem | 821383 |
日化辞番号 | J336.202G |
KEGG | C09489 |
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特性 | |
化学式 | C15H16O5 |
モル質量 | 276.28 g/mol |
外観 | 白色結晶性固体 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
ラクチュシン(Lactucin、ラクツシン)は、白色結晶性固体を形成する苦味物質であり、セスキテルペンラクトン類に分類される。レタスの一部の品種に含まれ、ラクツカリウムの原料の1つとされる。ラクチュシンは睡眠、鎮痛や鎮静作用を示すことが明らかにされている[1]。また、抗マラリア作用を示す[2]。ラクチュシンはたんぽぽコーヒーにも含まれる。