ラッタウット・ラープチャルーンサップ(英語: Rattawut Lapcharoensap、タイ語: รัฐวุฒิ ลาภเจริญทรัพย์、IPA:[rát.tʰà.wút lâːp.tɕà.rɤ̄ːn.sáp]、1979年 - )は、タイ系アメリカ人の短編小説家。2005年に出版された短編小説集『観光』(Sightseeing)が最もよく知られ、うち2作『カフェ・ラブリーで』(At the Café Lovely)と『徴兵の日』(Draft Day)は映画How to Win at Checkersの原作となった[1]。2006年、ナショナル・ブック・ファンデーション(英語版)から5 Under 35賞を授与された[注 1]。
ラープチャルーンサップは1979年にシカゴで生まれ、バンコクで育った。ミシガン大学でクリエイティブ・ライティング(英語版)を専攻として卒業した[2]。2006年に5 Under 35賞を、2010年にウィッティング賞(英語版)を受賞した。
- "Valets," Granta 97: Best of Young American Novelists 2, Spring 2007(要購読契約)
GRANTA JAPAN with 早稲田文学 03(2016)に「駐車係」として掲載
下記の作品を含む。
- "Farangs," Originally published in Granta 84: Over There, How America Sees the World, Winter 2003(要購読契約) - 日本語題『ガイジン』
- "At the Café Lovely," Originally published in Zoetrope: All-Story, Fall 2004 - 日本語題『カフェ・ラブリーで』
- "Draft Day," Originally published in One Story, Issue 46, October 2004[3] - 日本語題『徴兵の日』
- "Sightseeing" - 日本語題『観光』
- "Priscilla the Cambodian" - 日本語題『プリシラ』
- "Don't Let Me Die in This Place" - 日本語題『こんなところで死にたくない』
- "Cockfighter" - 日本語題『闘鶏師』
- ^ 5 Under 35とは、「35歳未満の若手小説家5人」の意味。